人工知能(AI)学習のためのアノテーションサービスの提供について ~日本企業に向け、AIの教師データを低コストで作成~

NTT東日本

●NTTイーアジア株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長 田辺博(以下、NTTイーアジア))とOCG
 Technology JSC※1(ベトナム国ハノイ、CEO 近藤俊一(以下、OCG))はベトナムの技術者により、人
 工知能※2に学習させるための教師データを大量に作成するアノテーションを低コストで提供するサー
 ビスを開始します。

※1:ベトナム国営の電気通信事業者Vietnam Posts and Telecommunications Group(以下VNPT)との合弁会社です。
※2:コンピュータを使って人間の知能を人工的に再現したもの。人間の脳と同様に、学習することによって賢くなっていきます。


1.本取り組みの背景と目的
 近年様々な分野で人口知能(AI)が活用されるようになり、その需要は益々高まっていますが、そのAIを賢くするためには、学習させるための大量の教師データを提供することが必要となります。
その教師データ作成には、人間が画像などのデータに意味付けを行う作業を行う必要があり、この作業をアノテーションと言います。

 例えばAIにペンを覚え込ませるためには、画像の中から人間がペンの位置を指定して、AIにこの形状のものはペンであることを覚え込ませる必要があります。ペンの形状には様々なものがあるとともに、見る角度によって見え方も異なるため、異なる画像データで出来るだけ多くのペンの教師データを提供することが、AIを賢くするために必要となります。
 
 このような教師データを大量に作成するためには、多くの人手が必要となっており、ここに多くのコストがかかっています。

 今回NTTイーアジアはベトナムのIT系子会社のOCGを通じて、ベトナムの優秀な技術者とともに、アノテーションによる教師データの作成を低コストで行うサービスを提供することとしました。

 このサービスにより、従来のAIへ学習させるための教師データ作成コストを30%~50%削減(当社比)することが可能となり、AIの更なる普及に貢献したいと考えております。

2.サービスの概要
 AI 学習用に教師データを大量に必要とする日本企業よりNTTイーアジアへアノテーション用の画像データを提供いただき、ハノイのOCGにおいて日本人スタッフが品質管理を担い、アノテーション業務の経験豊富なベトナム人オペレータがアノテーションを低コストで実施いたします。

 下記の例のように、矩形で対象物を囲って物体を識別したり、対象物ごとに領域分割を行うセグメンテーションなどを実施し、オペレータ相互のクロスチェック及び日本人スタッフによる最終確認ののちにお客様に指定のフォーマットでデータを納品します。

 

アノテーション実施画像の例

3.今後の予定
 今後はアノテーションのみでなく、ベトナムの優秀なエンジニアとともに、AIエンジンそのものの開発を日本よりも低コストで実現することを目指して行きます。

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