11月に最も注目された記事を発表 「年末調整」「確定申告」 会社員が知りたい真の理由
11月に最も注目された記事を発表
「年末調整」「確定申告」 会社員が知りたい真の理由
その「ミツモアメディア」において昨年11月に最もGoogle検索に表示された記事を調査したところ、「年末調整」と「確定申告」の違いなどを紹介した税理士監修記事でした。注目ポイントをまとめました。
[昨年2020年11月に最も検索された記事]
年末調整書類の書き方
https://meetsmore.com/services/tax-return-accountant/media/54378
※現在の記事は税制改正などに合わせて内容を更新しています。
[この記事の要点]
この記事に書かれている主な要点は次の5点
- 年末調整が必要な人・年末調整が不要な人
- 年末調整と確定申告の違い
- 年末調整時に適用される控除と確定申告が必要な控除
- 年末調整で記入が必要な書類と対象別の書き方の注意点
- 税法改正による主な変更点
[注目された背景は]
11月は保険会社等から控除証明書が続々と届きます。会社で年末調整の書類が配られ始める時期です。年末調整の手続きは、毎年記入していても1年経つと忘れてしまう方が多いのではないでしょうか。
ただし「年末調整書類の書き方」は会社の担当者に問い合わせれば教えてくれるはず。それなのに、わざわざ検索して「正しく書きたい」というニーズは別にありそうです。もう少し深掘りしてみましょう。
昨年の11月は新型コロナウイルスの感染者が急増した「第3波」の時期。この時期は在宅勤務がより浸透していました。通勤時間がなくなって副業をしたという方も多いようです。会社に届けを出さずに副業を始めた人は、「会社に副業を知られたくない」というニーズも顕在化したのではないでしょうか。
「年末調整」も「確定申告」も、どちらも1年の所得金額を算出して必要な納税額を確定するために行うのですが、会社員の方は「年末調整」の書類を提出する段階で、「会社員は年末調整、フリーランスは確定申告と聞いたけど、副業で得た収入は…?」という不安がよぎるかもしれません。副業をして20万円以上の所得がある方は「年末調整」をした後に、自分で「確定申告」をする必要があるのです。
さらに、確定申告をする際にある手続きをしないと会社に副業がバレてしまう可能性があるので注意が必要です。
「会社にバレない確定申告のやり方」は下記のURL 記事ご参照ください。
https://meetsmore.com/services/tax-return-accountant/media/48287
また「医療費控除」は「年末調整」では適用できないため「確定申告」が必要になります。
これから「年末調整」「確定申告」の時期を迎えます。2021年は長くコロナ禍に見舞われたことを考えると、「副業」「ふるさと納税」「医療費控除」や「リモート」「DX化」などを加えた興味・関心が、年末から年度末にかけて昨年以上に高まることが予想されます。
[2021年度の年末調整の変更点]
- 各種書類への押印の廃止
- 住宅ローン控除の特例の要件の見直し
- 年末調整の電子化に必要な企業の事前申請の廃止
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