2億個を超える組み込み型SerDesチャネルを出荷
アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周)は、本日、28Gbpsパラレル-シリアル相互変換器(SerDes)コアが、28G超短距離(以下、VSR)用の共通電気インタフェース(CEI)規格に準拠していることを発表しました。CEI-28G-VSR準拠の達成により、高帯域幅低消費電力SerDesを幅広いデータ・ネットワーキング・アプリケーションに応用が可能です。
アバゴは、また、ネットワーキング、コンピューティングおよびストレージ・アプリケーションでのデータ通信に使用される特定用途向け集積回路(ASIC)に組み込まれた組み込み型SerDesチャネルの出荷が2億個を越えたことを発表しました。CEI-28G-VSR準拠と2億個という多大な出荷数が、サーバ、ルータ、その他のデータセンター機器の広帯域幅の需要の高まりを示しています。
アバゴ・テクノロジーの副社長 兼 ASIC製品事業部長フランク・オストジックは「データセンター機器の設計者は、クラウド・コンピューティングや仮想化の需要に応えるために広帯域幅化・および消費電力は重要なテーマです。アバゴのSerDesコアは、28G VSR規格に準拠したことにより、顧客の次世代ネットワーキング機器への対応に貢献し、またそれが、アバゴが新しいSerDes性能を求める原動力になっています」と述べています。アバゴのSerDesコアは、独特の判定帰還等化(DFE)アーキテクチャを特長とし、全体の低い消費電力、クラス最高のデータ待ち時間、クラス最高のジッタ性能およびクロストーク耐性などのいくつかの重要な性能差別化を実現します。
アバゴには、高信頼性で高性能なASICを提供してきた揺るぎない歴史があります。そうした歴史は30年に亘る設計実績、最先端の階層化設計手法、および多数の規格をカバーするIPポートフォリオが、複雑なASICを有線通信市場に供給する基礎となっています。 幅広いアバゴSerDes製品群は、PCI Express、ファイバ・チャネル、XAUI、CEI、10GBASE-KR、SFIなどの種々の規格に対応し、光、銅およびバックプレーン・アプリケーションに柔軟性を提供します。
アバゴ・テクノロジー社
日本法人: アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周)
アバゴ・テクノロジーは、通信、産業、民生向けアナログ・インターフェース機器のグローバルリーディング・サプライヤです。当社の主力製品は、アナログ、ミクスドシグナル、オプトエレクトロニクスの部品やサブシステムなど多岐にわたっています。ターゲット市場は、インダストリアル / 自動車、情報通信 / エンタープライズ・ネットワーク、携帯電話/ワイヤレス・コミュニケーション、そしてコンピュータ周辺機器の4つの市場にわたり、革新的、高機能そして高品質製品を提供しています。また、世界中に技術サポートおよびカスタマーサービス拠点を有し、お客様をサポートしています。アバゴ・テクノロジー技術革新の伝統は、50年前のヒューレット・パッカードに遡り、そしてアジレントの時代から受け継がれてきたものです。詳しくは当社のウェブサイト
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