食品事業者向け「BCPortal for HACCP」提供開始
衛生管理をスマホ・タブレットでらくらく入力、ペーパーレスに
インフォコム株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:竹原 教博) は、食品関連事業者に義務付けられている「危険度分析による衛生管理(HACCP)」のチェック・記録の保管をスマートフォンやタブレット端末などからの簡単な入力でペーパーレス化するクラウドサービス「BCPortal for HACCP(ビーシーポータルフォーハサップ)」の提供を開始しました。【背景】
食品衛生法の改正に伴い、HACCPに沿った衛生管理が義務化され、今年6月には経過措置が終了し完全義務化となりましたが、新型コロナウイルスの影響もあり予定通りに対応できていない中小の事業者も少なくありません。
HACCPでは従来の一般的衛生管理以上にこまめなチェックと記録の保管が求められるため、事業者の負担は増加します。管理記録は壁やショーケースなどに貼った用紙に担当者が記入する形が一般的で、データの集計が難しいという課題もあります。
【概要】
BCPortal for HACCPは、企業・病院などで導入されている災害時情報管理ポータルシステム「BCPortal」の情報収集共有機能を活用し、HACCP対応を簡単・ペーパーレスで開始できるサービスです。
公益社団法人日本食品衛生協会の手引書に準じた4種類の計画・記録用の専用テンプレートは、スマートフォンやタブレットから簡単に入力できるため、記録用紙がある場所へ行ったり用紙を保管したりする手間がなくなります。データ集計機能により、複数店舗の異常値を管理者がタイムリーに確認することも可能になります。また、記録の入力や保管にともなう人の移動や接触も減り、感染防止にもつながります。
入力に必要なタブレットにあらかじめBCPortal for HACCPを設定して提供するキッティングサービス(別料金)を利用すれば、すぐに利用を開始することができます。
■BCPortal for HACCP 料金:3万円/月額、端末レンタル料は台数・機種により異なります。
※本サービスは「IT導入補助金2021」の対象です
サービス紹介サイト:https://limitedsale.lp.infocom-sb.jp/haccp
HACCPとは
原材料の受入から最終製品までの工程ごとに、微生物による汚染や異物の混入などの危害を予測した上で、危害の防止につながる特に重要な工程を連続的・継続的に監視し、記録することにより、製品の安全性を確保する衛生管理手法。(厚生労働省リーフレット「ご存じですか?HACCP」より)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161543.html
<インフォコムグループについて https://www.infocom.co.jp/>
インフォコムグループは、医療機関や一般企業向けに情報システムを提供するITサービス事業と、一般消費者向けに電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を提供するネットビジネス事業を展開しています。
[インフォコム株式会社] 代表取締役社長 竹原 教博、1983年設立、東証一部
連結売上高680億円、連結従業員数1,196名(2021年3月期)
※本資料に記載された会社名、サービス名及び製品名等は該当する各社の登録商標または出願中の商標です。