広島県熊野町の防災拠点へ「スキルフリー(R) 避難時用マット」を納入
~避難所生活の快適性やプライバシー・ソーシャルディスタンスの確保に貢献~
● 広島県熊野町に「スキルフリー(R) 避難時用マット」を納入し、新設の地域防災拠点に設置されました● 地域の小中学生による防災学習においても設営・使用体験などで活用されています
● 避難所生活の快適性やプライバシー・ソーシャルディスタンスの確保など環境改善に貢献します
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一)は、避難施設向け製品「スキルフリー(R) 避難時用マット」を2021年3月に広島県熊野町へ600枚納入し、その一部が6月1日に新設された地域防災拠点「熊野東防災交流センター」に設置されました。
■背景
広島県熊野町では、「平成30年7月豪雨」による教訓から地域防災拠点施設整備構想を掲げ、その第一弾として2021年6月1日に「熊野東防災交流センター」を開設しました。この施設は、災害時に地域の防災拠点として備蓄倉庫やシャワー室などを備え、全国的にも珍しいペット同行で避難できる専用スペースも設けています。また、平常時には役場の出張所機能の他、自主グループ活動やイベント開催などの地域コミュニティの場や、防災・減災に関する学習などにも利用されます。
当社では、2020年6月に避難施設向けの製品「スキルフリー(R) 避難時用マット」を開発・発売し、全国の自治体をはじめとする避難施設に納入が進んでいます。
■内容
この度、広島県熊野町の避難施設に「スキルフリー(R) 避難時用マット」が設置され、地域の小中学生による防災学習においても設営・使用体験などで活用されています。
地域の小学生による防災学習の様子
「スキルフリー(R) 避難時用マット」は、平常時は避難所の壁面に緩衝材として設置する事で、別途保管場所を確保する必要が無くなります。また、災害時には壁面から取り外し、床マットやパーティションとして簡単に組み立てられる製品です。当社が世界で初めて開発した化学架橋ポリエチレンフォーム「フォームエース(R)」により断熱性やクッション性にも優れ、避難所生活の快適性やプライバシー・ソーシャルディスタンスの確保など環境改善に貢献します。
今後も当社技術を活かした防災・減災への積極的な取り組みを通して、安全・安心・快適な社会の実現に貢献してまいります。
■製品情報
『スキルフリー(R) 避難時用マット』 製品サイト
https://www.furukawa.co.jp/foam/mat/index.html
(注)『スキルフリー』および『フォームエース』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。