【LIXIL】持続可能な社会と、健康で快適な暮らしの実現に向けて中古住宅の“断熱リフォーム”を提案
これからの暑くなる季節を目前に「断熱」や「遮熱」の重要性を解説
昨今、日本では2020年10月に菅内閣総理大臣が2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言し、さらに2021年4月には国土交通省・環境省・経済産業省が連携し「脱炭素社会に向けた住宅・建築物の省エネ対策等のあり方検討会」を発足するなど、カーボンニュートラルの達成において、住宅分野の担う役割は極めて大きいと言えます。また、地球温暖化に加え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大や木材価格の高騰が続くウッドショックなど、我々を取り巻く環境は大きく変わっています。株式会社LIXILは、新築の購入に加えて、中古住宅のリフォームを検討する事も、一つの選択であると提案しています。LIXILでは、健康で快適な住まいの実現に向けて、住宅全体をまるごと新築と同等レベルの断熱性能へ改修するリフォーム(SW工法リフォーム)から、窓や玄関ドア、水栓などたった1日で工事が完了する省エネリフォームまで幅広くラインアップしています。
新しく住まいづくりをはじめる方、今の住まいのリフォームを検討されている方にとって、住まいの快適性はとても重要な要素になります。しかしながら、理想の住まいづくりは、間取りやデザインなど、目に見える要素に注目しがちになってしまい、いざ住みはじめると、住まいづくりを進めている中では気づかなかった点、特に住まいの性能(断熱性能など)に関する部分に 後から気づくという方が多いということが当社の調査からも明らかになっています。
断熱性能の低い住宅では、冬はリビングと脱衣所で温度差が生じ、足元が寒くなるなど不快に感じることがあります。また夏は冷房の効きが悪くなり、室内熱中症のリスクも増大します。
しかしながら、現在の省エネ基準に満たない住宅は日本の家の約90%に及び、既存住宅の高断熱化は不可欠です。快適でニューノーマルな生活が送れるように、住まいを見直す機会。これから暑くなる季節、住まいの快適性を高める「断熱」について、一度考えてみませんか。
LIXILでは、住まいながら壁、天井、床、開口部、換気と住まい全体をまるごと新築と同等レベルの断熱性能へ改修する事(「SW(スーパーウォール)工法リフォーム」)が可能です。住まいを一部ではなくトータルで高気密・高断熱化することで、夏も冬も外気温に左右されにくい快適な室内環境を実現できます。
リフォームと聞くと、費用や期間など不安が大きく、検討できずにいる方も多いかもしれませんが、指定のLIXIL商品をご採用いただいた方を対象に太陽光発電システムの製品代が実質0円となるサービス「建て得リフォーム」を活用することで光熱費を削減することができ(※1)、さらに条件を満たせば補助金(令和3年度次世代省エネ建材の実証支援事業:経済産業省)も活用することでお得にリフォームできます。
夏がますます暑くなってきおてり、熱中症で救急搬送される人は年間約6.4万人にものぼっています。
特に8月の搬送状況は他の月の平均値と比べて約6倍となっています。そして、そのうち4割は住居で熱中症になっています。(※2)
節電のために冷房の使用を制限したり、温度を高めに設定している場合は注意が必要です。
室内温度が設定温度通りにならないのは、室内外の熱の出入りが主な原因。夏に冷房をしていても、73%の熱が窓や玄関ドアを通じて入ってきます。室内の快適さをキープするためには、玄関ドアや窓などの開口部、屋根、外壁、天井などをしっかり「断熱」「遮熱」対策をすることが大切です。
窓の遮熱対策としては、まず窓の外側にスタイルシェードを設置する事で、太陽の熱を約83%カット、紫外線も最大で99%カットでき、強烈な西日もコントロールする事で冷房費も抑えられ、室内熱中症対策にも効果的です。
また、窓の断熱対策として、(1)壁を壊さず家にいながら古い窓を高性能窓にパっと交換できる取替窓「リプラス」と、(2)今ある窓の内側に取り付けるだけの内窓「インプラス」※の2つの方法があり、スタイルシェードまで取り付けたとしても、どちらも一日でリフォーム工事が完了します。
※コロナ禍の経済対策の一環として、一定の省エネ性能など条件に合った住宅取得やリフォームでポイントが発行され、様々な商品の交換や、追加工事(新たな日常、及び防災に対応)に充当することができる「グリーン住宅ポイント制度」が創設されました。この制度を上手に使うことで、よりお得にリフォームをすることが可能です。リフォームの場合は、窓や玄関ドア、屋根や天井などの断熱改修、節水型トイレや節湯水栓といったエコ住宅設備の設置のいずれかが必須で、これに加えバリアフリー改修などもポイントの対象になります。詳細はホームページをご覧ください。
実際に「体験型ショールーム:住まいStudio(東京・大阪)」にて、「冬体感」では、「昔の家(省エネルギー基準:昭和55年基準)」、「今の家(省エネルギー基準:平成28年基準)」、「これからの家(HEAT 20 G2)」を設置し、室内温度の違いをサーモグラフィなどを見ながらそれぞれ比較しながら、体感いただけます。また、「夏体感」では、真夏の日差しを再現したリビングで、南からの強い日差しや強烈な西日に対し、日差し対策による効果を体感することができる展示になっています。(※3)
■住まいStudio(東京)
体験内容:住宅の断熱性能の違いによる冬の室内温度の感じ方、
夏の強烈な陽射しの対処方法など
所在地:〒160-6107 東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー7F(受付)
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:毎週水曜日(祝日の場合は営業)・夏期・年末年始
完全予約制
■住まいStudio(大阪)
体験内容:住宅の断熱性能の違いによる冬の室内温度の感じ方、
夏の強烈な陽射しの対処方法など(新築・リフォーム)
所在地:〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北1-7-62 LIXILショールーム南港3F
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:毎週水曜日(祝日の場合は営業)・夏期・年末年始
完全予約制
※1別途工事費等発生します。
※2総務省消防庁令和2年(2020年)10月27日報道発表資料より
※3完全予約制。予約方法はHPを参照ください。