令和3年度 消費者支援功労者表彰 日本女子大学家政学部 細川幸一教授が「内閣総理大臣表彰」受賞 ~エシカル消費の推進などに貢献~

日本女子大学

令和3(2021)年度の消費者支援功労者表彰で、本学細川幸一教授(家政学部 被服学科)が、内閣総理大臣表彰されました。消費者功労者表彰は、消費者庁が消費者利益の擁護・増進のために各方面で活躍している個人・団体を表彰する制度で、消費者支援活動の一層の奨励を目的としています。6月30日(水)に首相官邸で表彰状が手渡されました。  細川教授の専門は消費者法、消費者教育で、消費者が安全に暮らせるための政策や行政のあり方を研究し、また消費者自らの社会や環境に対する責任のあり方を追求しています。特に人権や環境、動物の命の尊厳などに配慮した行動を消費者に促す「倫理的消費(エシカル消費)」について研究し、さまざまなメディアで啓発活動をされています。このたびは以下の活動実績により表彰されました。 【細川幸一教授の主な活動実績】 ・消費者の権利実現のための政策や教育、エシカル消費、消費者行政のあり方等を研究。 ・日本エシカル推進協議会理事としてエシカル消費者推進のための講演活動や論文執筆、文部科学省教科書検定調査審議会専門委員として教科書検定に尽力。 ・一般社団法人PL研究学会・法律体系研究部会長として、製品安全法制の推進、PL法の改正促進等に研究会の開催等を通じて貢献。 【細川教授のコメント】  この度、表彰を受け光栄に思います。近年、消費者の権利実現に加え、消費者の責任が問われ、SDGs、エシカル消費などが主張されています。この分野での研究教育を進めてきたことが評価されたようで、たいへんうれしく思います。  本学は消費者運動の先駆者を輩出しています。1916年(大正5年)に日本女子大学校家政科を卒業後、女性運動、消費者運動に携わり、戦後、主婦連合会を設立し、参議院議員を三期務めた奥むめおです。平和や社会の公平を希求する本学の伝統を肌で感じながら、微力ではありますが研究・教育に励んでいきたいと思います。  日本女子大学は、日本初の女子高等教育機関として創立し、本年120周年を迎えます。私立女子大学唯一の理学部を有し文理融合の教育環境を持つ女子総合大学です。  幼稚園から大学院までの一貫教育、さらに卒業生以外にも門戸を開くリカレント教育など、誰もが生涯を通じて学び、成長し続ける社会を創るための機会を提供しています。  多様で非連続に変化する社会において、新しい明日を共に創る人材を育てています。  詳しくは、https://unv.jwu.ac.jpをご覧ください。 ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人日本女子大学 入学・広報部 広報課 倉方 住所:文京区目白台2-8-1 TEL:03-5981-3163 メール:postmaster@atlas.jwu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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