<Newsletter>家業イノベーション・ラボ×シブヤ大学 共催 「大人のリベラルアーツ」シリーズ授業のご紹介
~延べ約1,000名が参加、普段触れない領域の話で参考になったという声が多数~
不透明な時代の次世代経営者の学び
● 「イノベーションを生み出す土台」になるリベラルアーツ
家業後継者の中には、親のスタイルを引き継がなければならないという固定観念から家業を好きになれないまま続けているケースもあると言います。
「『めぐり会い』で家業を再発明する」をテーマに「家業イノベーション・ラボ」が事業承継を見守ってきた中で、成功する事業承継パターンの1つに「先代からの伝統」に「次世代経営者のイノベーション」が加わったものがあると考えており、次世代経営者が「何を守り何を変えていくか」を考える際に、リベラルアーツが役立つと考えました。
また、コロナ禍で先が見通せない現在、これまで以上に次世代経営者が「自分らしさ」や「軸」を深め、イノベーションを生み出すための土台を作っていくことが必要であると考え、変革の時代の軸となる「リベラルアーツ」をテーマとしました。
東 浩紀氏をゲストに迎え「哲学」をテーマにした第2回の様子
● まず学ぶ姿勢から:3つの講座内容
講座内容は、物事への多面的な見方や考え方を深め、人生100年時代に長期スパンで生かせるものであることを意識し、まず導入として「学びとは何か?」、続いて何世紀もの間継続している学問である「哲学」や「アート」に設定しました。
● 「ナビゲーター」制度:参加者とゲストとの橋渡し役
また各講座では、参加者とゲストの橋渡し役としてナビゲーターを置き、参加者の伴走者となるよう工夫。このことにより、専門的な内容でも理解しやすい例えや質問を用いて、参加者の実務とも結びつけて考えやすい構成となりました。結果、受講者は、近年に実施したシブヤ大学の講座の中で最も多い、延べ約1,000名にものぼりました。チャット欄でも他講座より意見交換が活発にされており、受講者からは、「普段の生活や仕事の中では聞けないことを聞けて良かった」「ゲストの実体験に基づいたお話が参考になった」という声が寄せられました。
今後の家業イノベーション・ラボからの学びの提供
めぐり合いで家業を再発明する「家業イノベーション・ラボ」
家業を持ち、その家業を成長させるためにイノベーションを起こそうとする次世代の挑戦者たちを応援する活動です。彼らが家業の伝統を守りつつも、時代に合わせた自分らしいイノベーションを実現するための伴走支援を行います。