テレビ番組の見られ方はどのぐらい変わるのかを検証 2020年 vs 2021年1月クール
■2021年1月クールのテレビ番組トップ10
・対象番組:期間内に、5回以上放送があった15分以上の番組。そのうち、世帯視聴率5%未満、延べ接触回数が20回未満(共に当社計測値)、再放送のいずれかに該当する番組は除外。
TVISIONが提供する視聴質はテレビの前に誰がいるのか、本当にテレビを見ているのかといった、いわばテレビの「本当のリーチ」を測るデータとなっています。今回は、2021年の1月クールランキングを調査いたしました。
2021年1月クールのテレビ番組ランキングの1位は、NHKの「青天を衝(つ)け」でした。また、バラエティー7番組、ドラマは3番組がランクインしました。
■テレビ番組の見られ方の変化とは?2020年1月クール vs 2021年1月クール比較
TVISIONでは定期的にレギュラー番組ランキングを発表していますが、ある時期にランクインした番組はその後も上位にいるのか、それとも時期によって番組は入れ替わるのかといった疑問が浮かんできます。そこで、今回は2020年1月クールと2021年1月クールの番組ランキングを比較し、よく見られた番組の顔ぶれがどの程度変わるのかを検証しました。
この検証では、番組の変化をわかりやすくするため、民放5局のみで比較しています。表中の黄色塗りつぶし部分は、2020年と2021年で共通する番組枠です。
集計期間:2020年1月クール [2019/12/30 ~ 2020/3/29] 2021年1月クール [2021/1/4 ~ 2021/3/28]
集計対象:個人全体、民放5局(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ、テレビ東京)
ランクインしている放送局やジャンルごとの人気に大きな変化はないものの、どちらのランキングにも登場する番組は、TBS 「日曜劇場」、「プレバト!!」、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の3番組のみとなりました。それぞれの時期で人気の番組、話題になる番組はたくさんあるかとは思いますが、本当に視聴者が見ている番組は時期によって変わっていくということが言えます。
次回10月改編での番組の検討がそろそろ始まる時期ではないかと思いますが、こういったデータをタイムリーに活用して、「本当に見られている番組」を選ぶというのもひとつの手かもしれません。
■タイム提供番組選定ツール「タイムA-URシミュレーター」
ターゲットとなる視聴者がしっかりと注視しているテレビ番組を選ぶとともに、その視聴者の重なりを極力減らし、アテンションベースでのユニークなリーチを最大化したい、という要望から生まれたツールです。下記のような悩みをお持ちのメディア担当の皆様におススメです。
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