子供のインビザライン治療におけるモニタリングを向上
透明に近いマウスピース装置(アライナー)による矯正歯科治療「インビザライン・システム」を提供するアライン・テクノロジー・ジャパン株式会社(東京都目黒区、代表取締役:福村敏夫)は、2013年7月15日(月)、10代の矯正治療を対象とする「インビザライン・ティーン」において、アライナー装着時間のモニタリングを高める「コンプライアンス・インジケータ」を導入します。
「コンプライアンス・インジケータ」は、アライナーの大臼歯部分(左右2カ所)に設置される小さなディスクで、食用色素が添加されており、唾液に長時間さらされることで徐々に色が薄くなるよう設計されています。
「インビザライン・システム」は2週間ごとに新しい形のアライナーに交換していくため、各ステージの「コンプライアンス・インジケータ」の色の変化を比較することで、おおよそのアライナー装着時間を確認することが可能となります。
「インビザライン・システム」による矯正治療ではアライナーを自由に取り外すことができ、食事や歯磨きも普段通りに行えます。食事や歯磨きなどの時間を除く1日20~22時間のアライナー装着が最も治療に効果的であり、インビザライン・ドクターが実際のアライナー装着時間を把握することは治療計画の進捗状況を判断する上で重要となります。取り外しが可能な矯正装置の場合、医師や保護者による患者のコンプライアンス(所定の装着時間の遵守など)が懸念点とされていましたが、この「コンプライアンス・インジケータ」の設置により、これまで以上に装着時のコンプライアンスおよび患者の治療に対する意欲の向上が期待されます。
アライン・テクノロジー・ジャパンは、永久歯が完全に生えそろっていない10代の子供の矯正治療にも適応できるよう開発された「インビザライン・ティーン」の提供により、今後の10代の患者層のさらなる普及・拡大につながることを期待します。
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