Far East Hospitality、第1四半期の勢いに乗ってアジア太平洋地域における事業拡大
・インドネシアのARTOTELグループと戦略提携契約を締結
・横浜に日本で2軒目のビレッジブランドのホテルをオープン
シンガポール - Media OutReach - 2021年4月20日 – シンガポールの大手ホテル・サービスレジデンス運営企業であるFar East Hospitality ( https://www.fareasthospitality.com/ ) は本日、ザ クラン ホテル シンガポール(The Clan Hotel Singapore)とクインシー ホテル メルボルン(Quincy Hotel Melbourne)のオープンで弾みのついた今年の第1四半期の勢いをそのままに、引き続きアジア太平洋地域における拡張計画を進めていくことを発表しました。ARTOTELグループとの提携
まず手始めとして、シンガポールのホテル運営企業であるFar East Hospitalityが、ブティックホテルおよびライフスタイル業界における有力グループでインドネシアのあるARTOTELグループと戦略提携関係を締結しました。ARTOTELグループは料飲部門を含めた総合的なホスピタリティ事業のほか、クリエイティブなイベントの運営管理、アート作品の販売まで幅広い事業を手掛けており、今回の提携関係の締結によって両社は運営やブランディング、トレーニング、さらに地域市場における事業展開についても相互に連携し、支援を行っていきます。
Far East Hospitalityの最高経営責任者(CEO)、アーサー・キョン(Arthur Kiong)は次のように述べています。「シンガポールとインドネシアは双方にとって重要なインバウンド市場であり、今回の提携関係には大きな相乗効果が期待できます。ARTOTELグループは当社がプレゼンスを持たないインドネシア国内に大きなネットワークも有しており、ブランド構成の観点から見ても、現在の当社にはないニッチな分野に当てはまります。両国で今後に向けて“トラベルバブル”の話し合いが進められる中、双方のポートフォリオを組み合わせることで国内外の市場に魅力を発信していけるものと期待しています。」
今回の契約には、Far East Hospitality とARTOTEL グループはそれぞれの流通チャネルやエコシステムにおいて双方を“系列ブランド”として紹介していくことも含まれています。Far East HospitalityはARTOTEL グループと協力してインドネシア国内におけるプレゼンス強化にも努めていく計画で、東南アジア最大の市場であるインドネシアで一定の市場の獲得を目指します。また、相互にトレーニングを提供して業界のベストプラクティスを共有し、社内において市場全般を通じた知識や専門的ノウハウの一層の蓄積も図っていきます。
日本国内のホテル・ポートフォリオを2倍に拡大
Far East Village Hotel Yokohama
今年6月開業予定のFar East Village Hotel Yokohamaは、Far East Hospitalityにとって2軒目のビレッジブランドのホテルとなります。今回のオープンは2020年7月のFar East Village Hotel Ariakeの開業から約1年後となり、Far East Organizationとのホテルマネジメント契約(HMA)のもとでFar East Hospitalityが本館客室数277室の施設の運営に当たります。
横浜の中心部に位置するFar East Village Hotel Yokohamaはビジネス客をターゲットとし、中心ビジネス街までは車で5分、最寄りのJR桜木町駅や関内駅までは徒歩3分と抜群のロケーションにあります。カップヌードルミュージアムやコレットマーレなど見どころ一杯のみなとみらい地区へ行くにも便利で、近くには日本最大の中華街もあります。中国の伝統的な寺院や牌楼のある横浜中華街では、観光客としておいしい食べ物や色鮮やかなお祭りを楽しんだり、地元の人に交じって周辺を探索することもできます。スポーツファンなら近くにある横浜スタジアムでの野球観戦も見逃せません。
地元シンガポールでの事業基盤の拡大
Far East Hospitalityは2021年後半にOasia Resort Sentosaのオープンを予定しており、リゾート&スパ部門も拡張していく計画です。
Oasia Resort Sentosaは、Far East Hospitalityがセントーサ島に保有する4つ目のホテル物件となり、191室の本館にはスイート、ウェルネスプレミアルーム、デラックスルームがあります。宿泊客は心と体、気持ちのすべてを調和させ、あらゆる面から健康的なライフスタイルを体験することができます。滞在中はスパでのトリートメントやフィットネスメニュー、心身トレーニング、のほか自然と触れ合うさまざまなアクティビティに参加できるほか、ウェルネスジャーナル、セルフケアチェックリスト、ガイド付き瞑想オーディオコレクションなど、盛りだくさんのサービスやアイテムが用意されています。
Far East Hospitalityの事業拡張計画について、Far East Orchardグループの最高経営責任者(CEO)であるアラン・タン(Alan Tang)は次のように述べています。「コロナ禍にあっても、Far East Hospitalityを通じてホテル・ポートフォリオの拡大を目指すという当社の目標に変更はありません。今後、さらに将来を見据え、長期的に観光・ホスピタリティ業界の見通しの明るい市場における存在感を高めることで、最終的に回復基調に乗せていきたいと考えています。」
Far East Hospitalityについて
Far East Hospitality Holdings Pte Ltd (Far East Hospitality)はホスピタリティ施設を保有する世界的な企業であり、Oasia、Quincy、Rendezvous、Village、Far East Collection、Adina Hotels、Vibe Hotels、Travelodge Hotels、TFE Hotels Collectionというユニークで相互補完的な9つの多彩なブランドで、サービスレジデンス、アパートメントホテルなど多角的に事業を運営しています。
Far East Hospitalityは10以上のホスピタリティ資産を保有し、オーストラリア、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、日本、マレーシア、ニュージーランド、シンガポールの8カ国にある100以上のホテルやサービスレジデンスで、1万6,500室を超える客室による複合ポートフォリオを管理・運営しており、今後、さらに開発を進めていく計画です。グループは2020年にHotelsMagのホテル企業ランキングで上位100入りを果たしています。
Far East Hospitalityは2013年にFar East Orchard Limited (Far East Organizationとして上場)とThe Straits Trading Company Limitedが出資比率70:30で設立した合弁会社です。Far East Hospitalityは同年、100%子会社のFar East Hospitality Investments(Australia)Pte Ltdを通じて、Toga Far East Hotels(TFE Hotels)をオーストラリアのToga Groupとの折半出資の合弁企業として設立しました。
詳細についてはこちら https://www.FarEastHospitality.com/ をご覧ください。