松前町「ワーケーション推進」に向けた環境検証等を行います
この取り組みは、地域特性を生かした観光ニーズの誘引や可能性、テレワーク環境等の課題を検証し、企業版合宿等の誘致や多様なワーケーションニーズに応え、地域活性化を推進するために行います。
1.背景・概要
ワーケーションは、普段の職場と異なる観光地やリゾート地で働きながら休暇を取る働き方でニューノーマルにおける新たな働き方として注目されています。しかし、ワーケーションは、休暇を前提としているため、休暇中に仕事をすることに対する抵抗感や休暇を真に楽しめるかという疑問や不安があり、普及には課題も残されています。
一方、地域の自治体は、ワーケーションを活用される方々が地域を訪れることで地域活性化が期待でき、また、その方々が移住する可能性もあることから積極的に取り組んでいます。
このような状況下においてワーケーションの普及を目指す松前町と地域課題の解決に力を入れるNTT東日本は、実際の宿泊滞在を通じてワーケーション推進に向けた環境検証等を行います。
2.実施内容
【松前町】
・ワーケーションを想定した松前さくらまつり・松前城等の観光ガイド
・町長および関係職員による現地訪問・意見交換
・本施策を通じた各種検証結果に基づく環境の改善
・企業版合宿等の増加に向けた誘致
【NTT東日本】
・社員および関係会社社員(12名)によるワーケーション
・複数人のビジネスワークによる通信環境検証
・松前町の魅力の掘り起こし
3.実施場所
矢野旅館 住所:北海道松前郡松前町福山123
4.実施期間
2021年4月19日(月)~23日(金)
5.今後の取り組み
本取り組みを通じワーケーションの可能性を探るとともに、松前町の新たな魅力を見出し、道内外企業の誘致促進等地域活性化を目指した取り組みを継続的に実施します。