グローバル都市みなとみらいに初。約5,000人が学ぶ総合大学キャンパス人が集い、知が交流する 「神奈川大学みなとみらいキャンパス」誕生

神奈川大学

【本件のポイント】 ●グローバル都市みなとみらい21地区に初めての総合大学キャンパスとして誕生します。コンセプトは「国際・日本」の融合した未来「創造・交流」キャンパス。 ●グローバル系3学部約5,000人の学生が「みなとみらい」の街全体をキャンパスとして学びます。 ●地域や社会・企業の方々など、あらゆる人に開かれた人と知の交流拠点「ソーシャルコモンズ」を中心に、社会連携活動などを通じて、地域・社会とのつながりも拡げていきます。 グローバルかつダイバーシティを実現するアカデミックな場であるとともに、学生、教員、オフィスワーカー、近隣住民等のソーシャルな共有地(街と未来をつなぐキャンパスモデル)となるキャンパスを目指します。 この都市型・未来型キャンパスにおいて、多様な学生一人ひとりのアクティビティーを誘発する様々な場を設えました。学生たちが地域や社会に溶け込み、みなとみらいの街全体を自らのキャンパスとするような、生き生きとしたダイナミックな取り組みを期待しています。 みなとみらいキャンパス開設の経緯~神奈川大学発祥の地に原点回帰~ 神奈川大学は1928年、横浜で働く勤労青年の旺盛な勉学需要に応えるため、みなとみらい地区に隣接する桜木町に創立者の米田吉盛によって設立されました。創立から90年余りを経て、発祥の地の近くに、グローバル系の3学部を集結させ、新たな時代にふさわしいグローバル人材の育成にチャレンジできる「知の拠点」となるキャンパスを開設することは、学生の教育のために、さらには創立100周年、そしてその先を見据えた発展のために、大きな意味をもつと考えました。 「みなとみらい」にキャンパスを開設する理由~街全体をキャンパスとした学びを展開~ 世界に開かれた国際都市・横浜で最も先進的な「みなとみらい地区」には、グルーバル企業が集まっており、「国際化の縮図」のようなエリアです。また、日本が鎖国から開かれ、世界との接点となった横浜港も近く、日本の近代化の歴史を感じる場所であり、美術館や劇場などの文化的な施設も多数あります。学生たちはこの土地で刺激を受け、歴史や文化を感じながら、国際企業や地域と連携した独自の教育・研究から多くのことを学ぶことができると考え「みなとみらい地区」にキャンパスを構えることとしました。 グローバル系3学部 約5,000人の学生がみなとみらいの街全体をキャンパスとして学ぶ 経営学部 国際経営学科(530人) 外国語学部 英語英文学科(200人)、スペイン語学科(90人)、中国語学科(60人) 国際日本学部 国際文化交流学科(170人)、日本文化学科(60人)、歴史民俗学科(70人) ※カッコ内は各年次の定員 【みなとみらいキャンパスの概要】 フロア紹介(主な施設) 住所:横浜市中区みなみとみらい4-5-3 階数:地上21階、地下1階 ※建築基準法上22階 構造:SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)、RC造(鉄筋コンクリート造)、S造(鉄骨造) 敷地面積:7,848.31m2 建物面積:5,427.06m2 延床面積:50,568.28m2 建物高さ:99.90m TOP<21F> トップラウンジ 高層階<20-11F> 研究室/演習室/研究所/プレゼンフィールド 中層階<10-4F> 講義室/学生ラウンジ(学食)/ラーニングコモンズ/体育施設(アリーナ)/中・小ホール/米田吉盛記念講堂 低層階<3-1F> ソーシャルコモンズ/講義室/事務室/礼拝所 地域に開かれた人と知の交流拠点''ソーシャルコモンズ'' <ソーシャルコモンズとは?>地域・社会に開かれ、学生、教員、オフィスワーカー、外国人、近隣住民等、あらゆる「人」が集い、「知」が交流することで、新たな価値やイノベーションが創出される場となることを目的としています。企業・行政との連携や地域社会に広く開かれたオープンイノベーションの場を創出し、新しい社会的価値を創造するアカデミックな研究、交流を通して、その成果を広く社会に発信していきます。 ソーシャルコモンズの施設:グローバルラウンジ/観光ラウンジ/ラボ/体験・展示エリア/エクステンションセンター/図書館/カフェ/レストラン/社会連携センター/米田吉盛記念ホール ■グローバルラウンジ 本学学生を対象とした語学学習実施、外国語専用ラウンジ、留学促進・支援イベント等を実施。また、地域社会の方が参加できる異文化体験イベント等により、市民の国際化の意識を高める機能も果たしていく予定です。 ■カフェ・レストラン 学生や一般の方も利用できるカフェ・レストランを配置します。 1階カフェ  店名:NORTH LINK Coffee & Tea KANAGAWA Univ. 座席数:128席(1階各施設と共有) 特徴:ミートアップイベントなども構想されており、学生と企業をつなぐコミュニティーハブとしての機能も果たします。 営業時間:8:00-19:30 (現在のコロナ禍では土日休み) 1階レストラン   店名:The Voyage(ザ ボヤージュ) 座席数:136席 ※2021年夏オープン予定 特徴:ボヤージュとは「航海」。世界のビールを提供することから、世界を見て回るという思いを表現。GLOBALとLOCALを掛け合わせたGLOCALをテーマに地産地消の食品、世界の食文化が楽しめる。 ■観光ラウンジ 旅行代理店である株式会社旅工房と連携し、みなとみらい地区を訪れる人々向けに観光情報の発信、旅行商品の販売、観光イベントの実施等を行います。さらに学生のインターンシップやゼミ活動等を通じ、地域の活性化や観光人材の育成も行います。 ■ラボ(体験教室・ファブラボ) 学生に限らず、広く一般の方も利用可能なラボです。3Dプリンター等のデジタル・ファブリケーション機材を設置し、アイデアのプロトタイプ制作が可能なほか、本学の教育研究を活かした体験教室、ワークショップ等のイベントを開催していきます。 ■体験・展示エリア 神奈川大学の知、そして幅広い分野のパートナーと共創したソリューション等を展示するエリア。新たな知との出会い、次なるイノベーション創出のきっかけを得られるイベント等も実施予定です。 ■エクステンションセンター : KUポートスクエア 社会に開かれた大学として、地域社会との交流を大切にする神奈川大学では、ビジネス関連、情報・語学、ライフスタイル、文化教養、資格取得など100を超える講座を開講し、市民の学びの場を提供しています。 ■図書館 1階のナレッジコア(吹抜け空間)から2・3階の図書館まで立体的に繋がっており、20万冊の蔵書のうち1階は最大約5,000冊の書籍等を配置。自由に本を手にとり、学生や一般市民の憩いの場となるとともに、各フロアに位置するラーニングコモンズにも図書館の資料を配架し、学びの近くに資料があるキャンパスを実現します。 オープンイノベーションを推進する「社会連携センター」 みなとみらい地区は国際的にビジネスを展開する企業や国際機関、官公庁、⽂化施設などが集まる、横浜の中でも最先端エリアです。この立地の特性を生かし、社会連携センターは企業や行政と協働した「オープンイノベーション」を誘発する拠点となることを目指しています。 ■学生の多様な学習に対応。さらにオープンな学びを実現 学生の自律的学習を促すためラーニングコモンズと呼ばれる学習スペースを随所に配置し、多様な学習の場を提供しています。また、教育効果を高める多様な学び方の一つでもあるアクティブラーニング、グループディスカッション等が可能な演習室の多くをガラス張りにし、オープンな学びを実現します。 また、高層階には3階分を1ユニットとし各フロアをつなぐ「プレゼンフィールド」を配置。教員研究室とゼミの発表の場を併置することで、学生と教員のつながりを深められる工夫がなされています。さらに、5階には体育施設(アリーナ)を設置し、体育の授業のほか課外活動も支援していきます。 さまざまな交流の場と憩いの空間を提供 7階の学生ラウンジ(学食:スクルド 294席)は、学食とラウンジ兼ねており、7階テラスにも出ることができ一体的な利用が可能です。また6-7階のテラスは階段でつながっており、アウトドアラウンジをコンセプトにカウンターやベンチなど緑に囲われ、季節の植物を楽しめる憩いの空間でもあります。 21階トップラウンジ(カフェテリア:LightHouse 136席)からは西に富士山、東にスカイツリーを望め、パーティなどの利用も可能です。また、国内外の料理を作って学生同士が交流できる「アクティブキッチン」も配置しています。 SDGs<環境・ダイバーシティ・安全/防災対策・コロナ対策>に配慮した建物 1.環境共生項目 【熱負荷の削減】 ・CASBEE(建築環境総合性能評価システム) 評価:A ・眺望確保可能なアルミルーバーによる窓面の日射遮蔽 【自然エネルギー利用】 ・階段ホール屋上に太陽光パネルを設置 ・アクアdeパワーかながわ(県営水力発電所Co2フリー電気)を導入 【照明の省エネ化】 ・LED 照明を採用/照明への自動調光制御、人感センサーを採用 【ヒートアイランド対策】 ・敷地の5%以上を緑化 2.ダイバーシティ宣言(2018年9月 兼子良夫学長による宣言)の実現 誰でも(男女共用)トイレを1-21階全てのフロアに24箇所設置 キッチンカーにおけるハラルフードの提供/礼拝所の配置(2階に2部屋) 3.安全/防災対策 ・建物の耐震安全性を高める「制震構造」 ・頑強な地盤への直接基礎のほか、座屈拘束ブレース(※本学工学部 建築学科 岩田衛名誉教授)の特許を採用)、オイルダンパー、制震壁を併用 ・帰宅困難者のための一時滞在施設として登録   ・非常用自家発電機設置(72時間運転可能な燃料備蓄) 4.コロナ対策 ・ビル管理法に準拠した機械換気設備を設置(毎時30m3/人) ・講義室、研究室には自然換気装置を設置 【みなとみらいキャンパスサイト】 http://www.mmc.kanagawa-u.ac.jp/index.html ▼本件に関する問い合わせ先 広報部 TEL:045-481-5661 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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