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東京医科大学（東京都新宿区、学長：林由起子）は、2021年2月20日、全国ダイバーシティネットワーク主催の特別企画セミナー「誰もが活躍できる医師の働き方改革を目指して ～医師の働き方を考え、女性医師のキャリアアップを推進する～」を開催担当校としてオンラインで開催、外部の演者を多数招き、幅広い視点から医師の働き方の問題点と改革に向けた取組みの検討がなされました。
また、全国ダイバーシティネットワークより、女性研究者を取り巻く研究環境整備や研究力向上に積極的に取り組んでいる機関として評価され、認定証を授与されました。
全国ダイバーシティネットワークとは、男女共同参画社会や多様な個性・能力が尊重される包括的な社会実現のために、文部科学省と連携して、大学や研究機関、企業等における女性研究者の育成や研究環境・研究力の向上を目指す諸機関をつなぎ、国内外の取組動向や参考事例を収集・公開し、全国的な普及・展開を図っている組織です。東京医科大学はこの全国ダイバーシティネットワークに参画しており、ダイバーシティ推進センターが今回、特別企画セミナーの開催を担当しました。
セミナーは、東京医科大学ダイバーシティ推進センター 石龍徳 センター長（副学長）が総合司会となり、始めに学校法人東京医科大学 矢崎義雄 理事長より開会の挨拶がありました。
前半の講演では、OECD東京センター 村上由美子 所長より「職場の働き方改革と女性のキャリアアップを考える」、埼玉医科大学 消化器・肝臓内科 名越澄子 教授（医療人育成支援センター 女性医師支援部門長）より「その先を見据えた女性医師の働き方の選択と支援」、そして自治医科大学 産科婦人科学講座 藤原寛行 主任教授より「産婦人科での女性医師の働き方の現状と取り組み」とそれぞれの経験や現状について講演がなされました。特にチームのあり方、リーダーシップ、ビジョン、無意識のバイアス、勤務形態や労働時間などについて貴重な意見を共有する機会となりました。
後半のパネルディスカッションでは、放送大学長崎学習センター 伊東昌子 所長より「医師にとっての幸せな働き方」、東京医科大学ダイバーシティ推進センター 大久保ゆかり 副センター長（学長特別補佐）より「東京医科大学3キャンパスのダイバーシティ推進のためのアンケート結果」と題した話題提供があり、前半の講演の演者3名も加わり、複数主治医制、働き方の効率化などについて意見交換がなされました。
最後に東京医科大学 林由起子 学長より閉会の挨拶があり、盛況のうちに終了しました。
＜ダイバーシティ推進センターからのコメント＞
今回は、医師の働き方改革を推進し、女性医師のキャリアアップを実現するために、外部の演者を多数招き、幅広い視点から医師の働き方の問題点と改革に向けた取り組みの検討を目的にセミナーを開催しました。当日は、オンライン開催の特性から、学外からの参加もあり、開催後には参加者アンケートも多数集まりました。講演内容と併せて今後の東京医科大学のダイバーシティ推進の貴重なヒントとして検討し、皆が輝くことが出来る職場を目指して努力していきたいと思います。
■全国ダイバーシティネットワークより認定証を授与
～女性研究者を取り巻く研究環境整備や研究力向上に積極的に取り組んでいる機関として評価～
昨年12月には、全国ダイバーシティネットワークより、東京医科大学が女性研究者を取り巻く研究環境整備や研究力向上に積極的に取り組んでいる機関として評価され、認定証を授与されました。
東京医科大学では、ダイバーシティ推進センターのもと、特に女性や若手の研究力アップに向けた支援として、主に「ライフイベント中の研究者のための研究活動支援者配置事業」と「科研費フォローアップ助成金の学内創設と女性研究者枠の実施」を行っており、「科研費フォローアップ助成金」の取り組みについては、全国ダイバーシティネットワークのホームページでも「他機関から学ぶ〜テーマ別参考事例」の中で研究力向上の参考事例として紹介されています。
東京医科大学ホームページでは、上記の主な取り組みの詳細や成果を紹介しています。
https://www.tokyo-med.ac.jp/news/2021/0303_130621002613.html
▼本件に関する問い合わせ先
総務部 広報・社会連携推進課
住所：〒160-8402 東京都新宿区新宿6-1-1
TEL：03-3351-6141
メール：d-koho@tokyo-med.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/
