「キングスカイフロント」の新PR動画公開! ~世界最高水準の研究開発でライフサイエンス分野の課題を解決~
今年(令和3(2021)年)は、第1号機関の進出から10年という節目の年です。世界の課題を解決するこのエリアのポテンシャルを改めてお伝えするため、この度、新たにPR動画を作成しました。
川崎臨海部とは、京浜工業地帯の中心に位置し、鉄鋼・石油化学等の工場やエネルギー・物流等の施設が集積するとともに、近年ではライフサイエンス分野における世界最高水準の研究開発が進められているエリアです。 川崎臨海部は、川崎市の「力強い産業都市づくり」の中心としてさまざまな産業分野における技術や人材の相互連携を進めながら新たなイノベーションを生み出し、先端技術によって地球規模の課題を解決する新しい価値の創出を先導する重要な役割を担っています。 |
◆殿町国際戦略拠点「キングスカイフロント」
多摩川を挟んで羽田空港の対岸にある殿町地区では、ライフサイエンス分野における世界最高水準の研究開発によって新産業を創出する国際戦略拠点「キングスカイフロント」の形成が進められています。優れた研究実績を持つ研究者が集い、今はまだ治すことが難しい病気の治療法や新しい薬の開発が進むこのエリアは、さまざまな研究の実用化に取り組む場所へと進化を続けています。
◆PR動画に報道の視点を取り入れ、分かりやすさを追究
新型コロナウイルス感染症の流行が長期化する中、感染拡大の阻止に向けてキングスカイフロントでも治療薬やワクチンの開発など多くの取組が進められており、世界的危機に挑むキングスカイフロントのポテンシャルに注目が集まっています。
キングスカイフロントの研究開発力の高さについて、市民の皆様がよりイメージしやすく、関心を高めていただけるようオープンイノベーション拠点としての優位性をメディア報道に近いタッチで描いたPR動画を作成しました。
◆取材先
(1)(公財)川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)センター長 片岡一則氏:
キングスカイフロントの中核的機関「iCONM」にて、ナノマシンの研究開発に取り組む。
(2)株式会社ナノエッグ代表取締役社長 山口葉子氏:
iCONM入居企業。「すべては皮膚科学から」をキャッチフレーズに研究を進める。
(3)川崎市長 福田紀彦:
キングスカイフロントを川崎市民の誇れる場所とし、さらなる発展へと舵取りを進める。
◆市長コメント
世界の玄関口である羽田空港の対岸という抜群の立地を生かし、これまでキングスカイフロントの拠点形成を進めてきました。現在では70の企業や大学、研究機関が集積し、世界が直面する課題を解決するための研究活動が行われています。
難治性がんやアルツハイマー病などで苦労されている方々のための薬などの研究が、川崎市内で行われていると市民の皆さんにお話しすると、驚くと同時に誇りに思うと言っていただけます。私たち川崎市民にとってもうれしいですし、そして世界の人たちに貢献できるというのは、まさにシビックプライドにつながっていると考えています。
現在、キングスカイフロントから羽田空港に繋がる連絡道路の整備を進めており、2021年度中には橋が架かるということになります。空港と一体化した研究エリアというのは、世界には類を見ないものです。世界中の知がキングスカイフロントに集まり、世界最先端の研究が進み、そして実用化されると、世界の課題を解決するエリアになると確信しています。
【動画概要】
1 公開日
令和3(2021)年2月10日(水)10時
2 公開方法
- 市ホームページ「キングスカイフロント動画」で検索
- キングスカイフロントホームページ https://www.king-skyfront.jp/pr/
- 川崎市臨海部国際戦略本部Facebook https://www.facebook.com/city.kawasaki.rinkai/
本編:8分40秒、ショートバージョン:30秒
【今後のキングスカイフロント】
- キングスカイフロントと羽田空港周辺を結ぶ羽田連絡道路が令和3(2021)年度内に開通予定です。
- 羽田連絡道路の供用開始を契機に、キングスカイフロントと羽田空港跡地地区の「HANEDA GLOBAL WINGS」との連携をさらに強化することで、一体的な成長戦略拠点となります。
- 研究開発から実用化につなげることで産業を次々と創出し、ライフサイエンス分野における世界最高水準のクラスターとしてキングスカイフロントを形成します。
世界があっと驚くイノベーションが生まれようとしているキングスカイフロントに
今後もどうぞ御期待ください。
川崎臨海部は「産業(ものづくり)が高度に発展し、新しい価値を生み出し続けるエリア」として、また、「自然環境や暮らし、学びの機会が充足し、市民や就業者が期待し誇りに思うエリア」として、今後も持続的に発展し、豊かな市民生活を支え日本経済をけん引していきます。 |
※本リリースは、川崎市記者クラブにも配布しております。