アジアにおける決済セキュリティを確保:Omise、Netceteraの3DSサーバーを活用しEMV 3DS 2.2プロトコルを統合
最新3Dセキュア技術によりアジアにおける決済セキュリティを確保―Omise、Netceteraの3DSサーバーを活用しEMV(R) 3DS 2.2プロトコルを統合
スイス・チューリッヒおよびシンガポール EQS Newswire 2021年1月29日 最新3Dセキュア技術によりアジアにおける決済セキュリティを確保Omise、Netceteraの3DSサーバーを活用しEMV 3DS 2.2プロトコルを統合決済サービスプロバイダー(PSP)のOmiseは、アジア太平洋地域におけるオンライン決済取引のセキュリティを確保するため、Netceteraの3Dセキュアサーバーを採用しました。デジタル決済ソリューション市場を牽引するNetceteraは、3DS決済処理の認証製品を提供し、安全でフリクションレスな本人認証を推進しています。PSPとして初めて最新プロトコルEMV(R) 3DS 2.2に対応したOmiseは、2021年1月に稼働を開始し、承認率向上、不正防止を実現しています。PSP、事業者、アクワイアラーは、非認証取引やそれに関連する返金や収入減のリスクを低減しつつ、フリクションレスなフローを確立し、オンラインショッピングにおけるカードユーザーの体験を向上させていく必要があります。セキュリティと利便性の両立は容易ではありません。
この課題に対応するため、Omiseはネットワーク認証されたPCI対応のオンプレミスソリューションNetcetera 3Dセキュアサーバーを採用しました。OmiseはPSPとして初めて最新プロトコルEMV 3DS 2.2に対応する3DSサーバーを導入した一社です。Omiseの製品イノベーション部門責任者、Jatuporn Pinnuvatは次のように述べています。「さまざまなサプライヤーや製品を十分に評価、検討した上で、Netceteraの柔軟かつ俊敏で独立した決済ソリューションを採用しました。Netceteraの3DSサーバーは、安全で便利な取引を支える最も信頼性が高く実用的な製品だと考えています。スムーズかつ効率的に導入でき、完全なテクニカルドキュメント、トレーニングウェビナー、Netceteraの専門サポートのおかげで、時間と労力を大幅に節約することができました。」
アジア太平洋地域の数千におよぶ事業者にサービスを提供し、強力な存在感を示すOmiseは決済業界の主要企業であり、Netceteraとともに安全で便利なオンライン決済を推進します。Netceteraのシンガポール拠点のマネージングディレクターであるKiril Milevは次のように述べています。「当社の認証済みの最先端の製品により決済業界に価値をもたらし、eコマース決済の発展に貢献できると考えています。Omiseに採用されたことで、アジア太平洋地域における当社の存在感を向上させることができます。」同地域の営業および事業開発を担当するNetceteraのIvan Ongは次のように述べています。「当社の製品を新たな規制やプロトコルに対応させ、常にコンプライアンスをいち早く確立できるよう取り組んでいます。Omiseが当社の顧客となり、最新プロトコル3DS 2.2に対応する当社サーバーを初めて採用した一社となったことを嬉しく思います。」
注意:
EMV(R)は米国など各国における登録商標、その他地域における未登録商標です。EMVの商標はEMVCo, LLCが保有しています。
Netceteraについて
Netceteraは、セキュアデジタル決済、金融テクノロジー、メディア、交通、医療、保険などの分野で最先端のIT製品や個々のデジタルソリューションを提供する国際的なソフトウェア企業です。決済セキュリティ市場を牽引する当社のデジタル決済ソリューションや国際的に認証された3Dセキュア製品は、2000社以上の銀行やイシュアー、15万社以上の事業者にご活用いただいています。Netceteraはオーナー企業であり、考案から戦略、導入、運用までITライフサイクル全体をカバーします。最新技術と実証済みの規格をバランスよく融合させ、大型案件から革新的なベンチャーまで安全な投資を確実にします。Netceteraは1996年に設立された持株会社で、700名の社員を擁し、スイスのチューリッヒ本社のほか、ヨーロッパ、アジア、中東に拠点を展開しています。
詳しくは https://www.netcetera.com/home.htm をご覧ください。
Omiseについて
2013年に設立されたOmiseは、オンラインで支払いの授受や処理を行う最新のエンドツーエンド基盤を事業者に提供する決済プラットフォームです。事業者は強力な決済ツール、包括的なリスク管理ソリューションに加え、カードネットワークや消費者の望む決済手段へのアクセスを確保することができます。Omiseにより、収益拡大とシームレスな決済体験をオンライン、店舗、アプリで実現することが可能となります。
Omiseはタイ、日本、シンガポールで事業を展開しています。現在、数千社にのぼるブランドに決済基盤としてご活用いただいています。
詳しくは https://www.omise.co/ をご覧ください。