日本スポーツボランティアネットワークが国体・全国障害者スポーツ大会 ボランティア育成と初連携
三重とこわか国体・三重とこわか大会は2021年9月~10月に三重県で開催され、延べ3,700名の運営ボランティアが、両大会の開・閉会式や、三重とこわか大会の競技会の運営補助(受付・案内、会場整理、美化など)として活動します。1月29日からは、運営ボランティアを対象とした「運営ボランティア研修」が開始されます。開催方法は、新型コロナウイルスの蔓延状況を鑑み、個々にYouTubeで研修動画を視聴する研修を基本としています。
■映像研修のノウハウを提供し、研修動画の作成に協力
JSVNは、2012年よりスポーツボランティア養成プログラムを実施し、スポーツボランティアの基礎を学ぶ「スポーツボランティア研修会」を、これまでに全国で358回※開催しています。2018年からは映像を用いた研修会も実施しています。今回の「運営ボランティア研修」では、そのノウハウを提供し、研修動画の作成に協力しました。運営ボランティアには、大会に関する知識だけではなく、スポーツボランティアについての基礎や楽しみ方を学んでいただき、大会での活動がより充実し、心に残る経験となることを願っています。※2020年12月31日現在
(写真)JSVNスポーツボランティア研修会
■希望者に修了証を発行し、継続したボランティア活動へつなげる
研修受講後、希望者にはJSVNのスポーツボランティア研修会の修了証が発行されます。修了者となることで、大会終了後もJSVNが運営するスポーツボランティアのポータルサイト「スポボラ.net」から、全国のスポーツボランティア募集への応募や、JSVNスポーツボランティア養成プログラムへの参加が可能となります。ボランティアが、大会終了後も「スポボラ.net」を介して活動の継続がされ、地域づくり、人づくりに貢献していくことが期待されています。