メガソーラー発電所に6600Vらくらくアルミケーブル(R)を初納入
~阿久根第一・第二太陽光発電所が採用、約20%の省力化に貢献~
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2-2-3、代表取締役社長:小林敬一、以下「古河電工」)と古河電工産業電線株式会社(本社:東京都荒川区東日暮里6-48-10、代表取締役社長:白坂有生)が開発・製造し、SFCC株式会社(本社:神奈川県川崎市川崎区日進町1-14、代表取締役社長:黒須光明)が販売する高機能型アルミ導体CVケーブル「らくらくアルミケーブル(R)」(注1)が、鹿児島県の阿久根第一・第二太陽光発電所の建設工事に採用されました。
今回、新製品である6600Vアルミ導体CVケーブル(以下、「6600V AL-CVケーブル」(注2))を初めて納入し、既存製品の600Vアルミ導体CVケーブル(以下、「600V AL-CVケーブル」)とあわせて、発電所建設における延線工事の省力化・省人化・効率化に貢献し、約20%の省力化を実現しました。
(注1)2020年4月より、らくらくアルミケーブル(R)は、昭和電線ホールディングス株式会社と古河電気工業株式会社の共同出資による販売会社であるSFCC株式会社の統合ブランド(SWCC・FURUKAWA)となりました。
(注2)6600V AL-CVケーブルは現在取り扱っておりません。
■背景
■内容
施工を行った株式会社大鹿電業様は、電気設備・通信設備工事の設計施工に加えて、再生可能エネルギー事業にも力を入れており、設備の施工だけでなく、自社でもメガソーラー発電所を運転し、地域の活性化に貢献しています。今回の施工について大鹿電業様からは、「600Vおよび6600VのAL-CVケーブルの採用は、軽量化による省力化効果を狙ったもので、実際に約20%の削減効果があった。また、作業員の疲労もかなり軽減された。6600V AL-CVケーブルの端末処理のブラッシング工程も慣れれば何の問題もない」との評価をいただきました。
今後もらくらくアルミケーブル(R)は、建設現場における作業効率改善という観点から、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー施設の普及に貢献してまいります。
■納入案件概要
・阿久根第一発電所建設工事
施主:九州おひさま発電株式会社 出力:1990kW
・阿久根第二発電所建設工事
施主:九州エナジー株式会社 出力:1990kW
【電気工事】
第一、第二発電所ともに株式会社大鹿電業
【納入内容】
第一、第二発電所合わせて
【運転開始日】
2020年8月20日
<阿久根第一・第二太陽光発電所>
<6600V AL-CVTケーブル延線作業>
<6600V AL-CVTケーブル用屋内終端接続部>
<600V AL-CVDケーブル延線作業>
<集電箱内600V AL-CVDケーブル用圧着端子接続作業>
『F-ALCON』『らくらくアルミケーブル』は古河電工の登録商標です。
『らくらくアルミケーブルシステム』は古河電工が商標登録出願中です。
■製品に関するお問い合わせ
SFCC株式会社
管理本部
TEL:044-223-0580