高雄市、パンデミック後の世界のイベントに向けた枠組み提供へ
陳其邁(Chen Chi-mai)高雄市長と国際会議協会(ICCA)のジェームズ・リース(James Rees)会長は、高雄市で開催された第59回ICCA会議の最終日、ホログラフィックプロジェクションを用いて高雄プロトコルに署名しました。
市長は、「成功するトランスフォーメーションの鍵は、さまざまな分野の専門知識からの力を得ることにあります。これこそ国際会議業界が私たちにとって非常に重要な理由です」と述べました。さらに「この会議は業界の利害関係者全員が互いにつながり、知識を共有するために(ICCAの)メンバーを一堂に集めます」と付け加えました。
高雄プロトコルは、国際会議業界の現在そして将来の繁栄を可能にする主要動向と重要戦略を明らかにする枠組みです。
陳市長は「高雄市の変革は、この美しい島の人々によるイノベーションの物語です。高雄市は新しいものを受け入れ、チャレンジを恐れません。人々のマインドの力と私たちの社会における豊かな文化により、私たちは多様性を受け入れる都市を創造しています」と強調しました。
衛武営国家芸術文化センターで11月1日に開幕した会議には、ICCAメンバー1,000人以上が参加しました。
参加者は、台湾の新型コロナウイルス感染症抑制の成功について語り、パンデミック後の新たなノーマルにおける世界のイベントについて協議しました。会議は物理的な会議からハイブリットな形の開催への転換に成功しています。