GitHub、ReadMEプロジェクトを開始、オープンソースソフトウェア誕生の裏側にあるストーリーの共有から互いを高める場
オープンソースプロジェクトおよびビジネスユースを含む、ソフトウェアの開発プラットフォームを提供するGitHub, Inc.(本社:米国サンフランシスコ、以下ギットハブ)は、8月20日(米国時間)にオープンソースソフトウェア(OSS)の開発にまつわるユーザのストーリーを共有するための「ReadMEプロジェクト」( https://github.com/readme )を開始させました。
世界中で利用されているソフトウェアは、オープンソースのソフトウェアによって動いています。ソフトウェアのソースコードの99%が、オープンソースに依存しています。オープンソースコミュニティにおいて、メンテナや開発者はオープンソースを作り出すことの喜びと難しさをよく理解していますが、その多くが他の人の目に触れることは稀と言えます。多くの人がソフトウェア化する社会の恩恵を受けていますが、ソフトウェア開発に情熱を注ぎ、努力を惜しまない人々が作るコミュニティの存在を知る人は、まだまだ少ない状況です。
GitHubは、こういった開発ストーリーを共有し、互いの学びを提供するソフトウェアコミュニティのための新たなスペースとして、「ReadMEプロジェクト」( https://github.com/readme )を開始させました。このプロジェクトでは、今後数か月にわたり、個人の成長、専門的な課題、教訓といった、ユーザ自身が日々経験していても、普段は共有されることがないOSSプロジェクトの裏側にある道のりを知ることが可能になります。
各々のユーザが歩んできた道のりから建設的な情報を得て、他のユーザが自分たちの活動に活かしていただけます。オープンソースは驚きに満ち溢れ、心を高ぶらせる素晴らしい共同作業の場ではありますが、決して完全なものというわけではありません。コミュニティが持つ創造性や困難に立ち向かうたくましさ、粘り強さから大いに学ぶことができます。
ReadMEプロジェクトでは、オープンソースの背景にあるユーザのストーリーを紹介しています。多くのユーザに役立つ情報になることを希望し、皆さまからのフィードバックを受け付けております。 現段階では個人の活動の紹介となりますが、今後異なる側面からもストーリーをお伝えすることも検討しています。
GitHub Blog
英語
https://github.blog/2020-08-20-readme-project/
日本語
https://github.blog/jp/2020-08-24-readme-project/
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【ギットハブについて】https://github.co.jp
GitHubは世界で5,000万人にのぼる開発者および290万の組織に利用される開発プラットフォームです。プログラミング環境にオープンな会話と協調を重んじるコミュニケーションによって、コラボレーションを促進する開発環境を提供しています。これらの開発を実現するワークフローで必要となるコードレビュー、プロジェクトおよびチームマネージメント、ソーシャルコーディング、ドキュメント管理などに、これまで以上の効率性と透明性をもたらし、より高速かつ品質の高いソフトウェア開発を支援しています。
GitHubは多様なユースケースに適した開発プラットフォームを用意しており、オープンソースジェクトから企業における機密性の高いソフトウェア開発までに対応できます。無料で利用できるパブリックリポジトリはオープンソースプロジェクトにて多く利用されていますが、プライベートリポジトリが利用できる有償サービス、GitHub EnterpriseやBusiness on GitHub.comなども提供しています。
2008年に米国サンフランシスコで創業したGitHub, Inc.は、初の海外支社として、2015年に日本支社を開設しました。