顔認証とサーマルカメラで、体温と出社状況を非接触で自動管理 ネットワンパートナーズ、新型コロナ対策ソリューションを自社で先行試験導入
本ソリューションは、社内での実証運用を経て改善を加え、パートナー企業経由で10月より提供開始する予定です。
新型コロナウイルス感染症の対策として、多くの企業が従業員の体温や出社率を日々管理しています。一方で、従業員及び管理者双方から負荷を軽減したいという要望が増加しています。
本ソリューションは、従業員が出退勤時にサーマルカメラの前に立つだけで、以下を実現します。
- 出退勤時間の管理(高精度な顔認証ソフトウェアで、マスクを着用しても認識)
- 出退勤時の体温測定(基準熱源を設置して、誤差を±0.3度程度に)
- 所属部門長への出退勤および体温の連絡(チャットツールで即時通知)
<検温結果の表示>
<部門長へのチャットメッセージ>
■「Withコロナソリューション・出勤者顔認証/体温測定」の特長
本ソリューションは、高精度な顔認証、非接触で誤差の少ない検温、迅速な情報共有をテーマとして、ネットワンパートナーズが以下を独自に組み合わせたものです。
- 高精度なAI顔認証ソフトウェア:RealNetworks「SAFR(TM)」
- サーマルカメラ:基準熱源を利用可能で、通常の可視光カメラも搭載した製品
- チャットツール:シスコシステムズ「Cisco Webex Teams」
1. 出退勤時間の管理
打刻操作をすることなく、出退勤時間を自動的に管理可能です。具体的には、サーマルカメラで撮影した従業員の顔画像を、接続したタブレットPCで切り出して「SAFR(TM)」へ送付します。そして、「SAFR(TM)」が顔認証技術で従業員を確認し、勤怠管理システムと連携して出退勤時間を記録します。「SAFR(TM)」は、AI/深層学習によって世界最高水準の認証精度を実現しており、マスク着用時でも顔認証が可能です。
2. 出退勤時の体温測定
サーマルカメラの前に立つだけで、非接触で瞬時に体温を確認可能です。具体的には、サーマルカメラでの検温結果がタブレットPCに表示され、平熱の場合(例:37.5度未満)は問題ない旨を表示し、発熱時は警告音を発します。一定の温度を発する基準熱源を利用することで、検温誤差を±0.3度程度に抑えています。
3. 所属部門長への出退勤および体温の連絡
上記の、1)出退勤時間、2)体温の情報を、速やかに部門長に通知します。具体的には、サーマルカメラの検温結果と「SAFR(TM)」の顔認証結果を紐づけた上で、「Cisco Webex Teams」と連携して該当従業員の部門長へ即時配信します。これによって、部門長がテレワークの場合でも、部下の出社状況と体温を把握可能です。
ネットワンパートナーズ株式会社について
ネットワンパートナーズ株式会社は、パートナー企業との協業ビジネスに特化し、高付加価値を提供する「先端ITディストリビュータ」として、世界最先端のICT基盤製品を高度な技術サポートと高い製品品質とともに提供しています。ネットワンシステムズ株式会社のグループ会社として、ネットワングループ全体における新規商材の発掘や新規事業の開発も担っています。
詳細は https://www.netone-pa.co.jp/ をご覧ください。
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<本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先>
ネットワンシステムズ株式会社 広報・IR室:西田武史、今村友美
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