コロナ禍でテレビの見方はどう変わっているのか

株式会社ビデオリサーチ

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:望月 渡)は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う、生活者の生活変化、テレビ視聴の状況をまとめましたので、お知らせいたします。

4月7日(火)に7都府県に発令された緊急事態宣言から2週間が経過しました。
その影響を受けて、生活者の行動やテレビ視聴はどのように変化してきているのか、その実態をインターネットによるアンケート調査、視聴率調査(関東地区)のデータとともにご紹介いたします。


◇学校の休校・外出自粛要請を機に大きく変わる生活行動

(1)    仕事における変化 :4/6週の状況 <インターネット調査>


(2)    学校における変化 :4/6週の状況 <インターネット調査>



◇激変する生活とともに、大きく変化するテレビ視聴動向

(1)    テレビにおける変化 :<関東地区 6-24時 総世帯視聴率(HUT)※2019年同時期と比較>

※総世帯視聴率(HUT) : テレビ放送を放送と同時に視聴している世帯の割合。録画再生やTVゲームでテレビ画面を使用している場合は含まれない。


(2)    テレビにおける変化 :<関東地区 週平均6-24時におけるテレビ視聴量の増減 2019年同週と比較>



◇即時性が求められる情報源

   現在、重視する情報源/最も重視する情報源 <インターネット調査>
   ※最も重視する情報源は、重視する情報源がある方だけが回答



◇需要が高いコンテンツは「お笑い番組」「洋画」「アニメ」

   現在、よく見る番組ジャンル/もっと見たい番組ジャンル <インターネット調査>

※現在よく見る番組ジャンルのスコアの高い順に並べ替え。現在よく見る/もっと見たい番組ジャンルどちらかで上位10番組ジャンルに入っているものを掲載



◇Afterコロナには「外食」「国内旅行」 <インターネット調査>



現在、私たちは戦後初めて「自由な行動を制限される事態」に直面していると言えます。「新型コロナウイルスに対する恐怖感」は6割近くに達しており、「行動の制限」や「予定・見通しが立たないこと」も悩み・ストレスとして上位にあげられています。
これまで普通に行動できた「外食」「国内旅行」「友人・知人に会う」「ショッピング」「宴会・飲み会」を“収束したら”と自然に任せるのではなく“収束させたら”と主体的に考え、感染拡大を防ぐための行動をとることが重要なのだと考えます。

生活者の生活行動やテレビの視聴動向など、今後もさらに変化していくと考えられます。そのような変化を捉え、ビデオリサーチはこれからも、メディアの発展に寄与し、生活者の皆様に貢献できるよう努めてまいります。


(参考)新型コロナウイルス影響調査概要
1.    調査手法      インターネット調査
2.    調査エリア    首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県)
3.    調査サンプル数  1,500s ※性年代構成を人口構成に合わせて調査を実施。15才は高校生以上。

                         


4.    調査期間     2020年4月13日(月)-14日(火)
5.    調査対象者    上記調査エリアに在住の男女6才(小学1年生以上)-69才
            ※小学生・中学生へは、母親へ調査協力依頼を行い、承諾のもと回答を得ています。

 

ビデオリサーチは、テレビ視聴率調査をはじめ、ラジオ、新聞、雑誌、屋外メディア、インターネットなどの各種媒体接触・評価調査、広告効果調査・分析などのメディアリサーチサービス、および生活者動向や商品・ブランドの市場調査、世論調査などのマーケティングリサーチデータを提供する総合リサーチ企業です。

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