「マイナビ 転職動向調査2020年版」を発表
20~30代男女の約半数は、WEB面接で受験意欲が高まるという結果に
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、現在正社員として働いており、2019年に転職した20代~50代の男女1,500名を対象に、転職者の傾向や変化を調査した『マイナビ 転職動向調査2020年版』を発表しました。調査結果の概要(一部抜粋)は以下の通りです。
<TOPICS>
(1) 正社員の転職率※1は調査を開始した2016年転職率※2(3.7%)から年々増加しており、2019年では7.0%。特に20~30代男女で大きく伸びており、若い世代の転職が活発に行われていることが分かる。【図1】
(※1):参考グラフの【図1】参照
(※2):2016年~2018年の転職率は2018年に調査実施
(2) 現職の希望勤続年数は平均10.7年。男女共通して20代では「10年以下」の割合が7割を超え、長くとも30代で現職を辞める意向がうかがえる。【図2】
(3) 転職に関する考え方として、「転職は前向きな行動である」と回答した割合が68.3%で、調査以来最多に。女性20代~30代では特に肯定的に捉えられている(20代女性:81.6%、30代女性:74.1%)。【図3】
(4) 近年注目を集める、退職代行サービスの利用経験者は5.0%。利用経験あり・利用意向ありの合計は25.7%。男性20代~30代では利用率、今後の利用意向ともに平均より高い結果に。
退職代行サービスの利用(意向)理由は「上司に退職意向を伝えるのが億劫」が最多で半数を超えた。【図4・図5】
(5) 新しい面接・選考手法の受験意欲への影響について、“WEB面接”を提示された場合、男女20代の約半数が「受験意欲が高まる」と回答。若年層でより前向きに受け止められている。【図6】
【『マイナビ転職』編集長 荻田 泰夫 コメント】
新しい選考方法として、中途採用でWEB面接を導入する企業が増えている。元々、採用活動のIT化で増加傾向にはあったが、新型コロナウイルスの影響でさらに増加している状況だ。今後もますます実施する企業が増加していくと考えられる。
求職者としては、日々の生活の中で面接を受けやすいというメリットがある。一方で、志望動機など
を簡潔に企業に伝えるなど、WEB面接ならではのスキルが求められていくであろう。
【参考グラフ】
【図1】 転職経験としてあてはまるものをすべて選んでください
※国勢調査における正規雇用者全体の構成比に合わせたスクリーニング全回収数のうち、
該当期間(各1年間)に転職したサンプルの割合
【図2】 現在お勤めの会社であと何年くらい働きたいと思いますか
【図3】 仕事・転職に関する考えとして、当てはまるものを選んでください(複数回答)
【図4】 退職代行サービスの利用について、あてはまるものを選んでください
【図5】退職代行サービスを利用しようと思う(利用した)理由をすべて選んでください
【図6】 これまでの転職活動において、以下のような面接・選考を受けたことがありますか。
また、企業において以下の面接・選考手法を提示された場合、「あなたの受験意欲」に何らかの影響を及ぼしますか。あてはまるものをそれぞれ選んでください
【調査概要】『マイナビ 転職動向調査2020年版』
調査期間:2020年2月21日(金)~2月25日(火)
調査方法:インターネット調査
調査対象:正社員として働いている20代~50代の男女のうち、2019年に転職した方
有効回答数:1,500名(男性20代277名、男性30代286名、男性40代210名、男性50代144名、
女性20代239名、女性30代139名、女性40代126名、女性50代79名)
※2016年~2018年転職者に関しては前年に調査を実施
※調査結果の詳細は(https://www.mynavi.jp/news/)で公開しています
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ
社長室 HRリサーチ部
Email:myrm@mynavi.jp
【当社に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ
社長室 広報部
Email:koho@mynavi.jp