【マンション管理組合の方向け】 マンション再生セミナー
~改修・建替え・敷地売却・・・マンションの将来を考える~を開催
公益財団法人マンション管理センターは、『マンション再生セミナー~改修・建替え・敷地売却・・・マンションの将来を考える~』を12月6日(金)に北海道立道民活動センター「かでる2・7」520研修室(北海道札幌市)にて開催しました。このセミナーはマンション管理組合のみなさまを主な対象に、分譲マンションの再生(改修・建替え・敷地売却等)について知っていただくことを目的として実施したものです。当日は50名を超える方が参加、分譲マンションの再生(改修・建替え・敷地売却等)をいろいろな観点から考えるセミナーとなりました。
続いて第2部では、旭化成不動産レジデンス株式会社 マンション建替え研究所 副所長の大木 祐悟氏をお招きし、「建替え・敷地売却について~建替え事例にみる課題と対策~」というテーマで講演いただきました。日本最初の民間分譲マンション旧四谷コーポラスの建替え事例等を交えながら、建替えやマンション敷地売却を選択するときの基本的な仕組みと留意点について解説いただきました。
また、質疑応答では将来的に取壊しを見込んでいるマンションにおいて修繕コストを抑えようとする事例などについて活発な質問が飛び交いました。
『マンション再生セミナー~改修・建替え・敷地売却・・・マンションの将来を考える~』は、12月から2月にかけ、全国7都市で開催いたします。詳しくは(公財)マンション管理センターのホームページをご覧いただき、ご参加ください。
■マンション再生セミナー開催概要
1.日時:令和元年12月6日(金)13:30~15:45(13:00受付開始)
2.会場:北海道立道民活動センター「かでる2・7」520研修室(札幌市中央区北2条西7丁目)
3.主催:公益財団法人 マンション管理センター
4.後援:国土交通省
【第1部】
長期的な計画に基づき、居住環境の基本性能の回復。
性能低下・陳腐化に対しては、居住価値を維持・向上する手法が必要。
(公社)日本建築家協会関東甲信越支部メンテナンス部会の奥澤 健一氏は、「マンションを100年以上使
【第2部】
マンションは、修繕を繰り返し、できるだけ長く使っていただくのが原則。
建替えや敷地売却は寿命を迎えたマンションの終活。
旭化成不動産レジデンス(株)マンション建替え研究所副所長の大木 祐悟氏は「建替え・敷地売却につい
「マンション再生セミナー」、「分譲マンションの建替え等に関する特別相談会」
今後の開催スケジュール
令和2年 1月14日(火)仙台※1
時間:13:30~15:45(13:00受付開始)
場所:TKPガーデンシティ仙台 ホール30A(仙台市青葉区中央1-3-1 AER)
令和2年
1月17日(金)東京(1)
2月 1日(土)東京(2)
2月 2日(日)大阪(1)
2月27日(木)大阪(2)
2月28日(金)名古屋
※1仙台会場では特別相談会は実施いたしません。
「マンション再生セミナー」参加申込み要項(WEB)
セミナーの参加には事前の申込みが必要です(参加無料)。参加ご希望の方は、以下の(公財)マンション管理センターのホームページからお申込みください。定員に達し次第締切りとさせていただきます。
●(公財)マンション管理センター「セミナー 申込みページ」URL
https://www.mankan.or.jp/01_seminar/seminar_in.html
同時開催 分譲マンションの建替え等に関する特別相談会(無料・要予約)
セミナー当日の16:00~17:00に「分譲マンションの建替え等に関する特別相談会」を開催いたします。マンションの建替え等についての法律的・技術的なご相談に弁護士・建築士のペアが無料で応じます。予約制ですので、ご希望の方は公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターまでお電話でお申込みください。
● 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
TEL:0570-016-100(平日10:00~17:00)
※特別相談会は、(公財) 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの主催となります。セミナーとはお申込みが別になりますのでご注意ください。
詳細はhttp://www.chord.or.jp/news/6886.html
マンション再生とは
築40年以上を経過したマンションのストックは、日本全国で81万戸以上と推計されています。今後、そのストック数は増加し、居住者の高齢化もさらに進むことが懸念されています。このようなマンションでは、適切に維持管理していくとともに、住み続けることを前提とした改修、建替え、敷地売却などによる“マンション再生”が求められます。マンション再生について、適切な案を検討し、合意形成するには、相当の時間を要します。まだ、高経年ではないマンションでも、早い段階から再生に向けて意識を持っていただくことが望まれます。