【藤田観光】企業のLGBTに関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」で「シルバー」を受賞
LGBTなどのセクシュアルマイノリティの人々が自分らしく働ける「LGBTフレンドリー企業」を目指しています。この度、任意団体「work with Pride」が策定したセクシュアルマイノリティへの取り組み評価指標である「PRIDE指標(※1)」のシルバーを受賞しました。
PRIDE指標には「(1)Policy: 行動宣言」「(2)Representation: 当事者コミュニティ」「(3)Inspiration: 啓発活動」「(4)Development: 人事制度、プログラム」「(5)Engagement/Empowerment: 社会貢献・渉外活動」の5つの評価項目があります。藤田観光グループでは主に以下の施策を実施しており、このような取り組み状況が評価されました。
当社の取り組み
・2012年よりダイバーシティ推進専任部署を設置、同時にダイバーシティポリシーを掲げ、トップ自らダイバーシティ&インクルージョンの重要性を宣言し社内外に広く公開しています。
・2016年、社内啓発情報紙で2号に分けて全国の当社グループ事業所に配信し、「LGBTとは何か」「アライ(※2)になるためにできること」などを啓発しました。
・2017年1月よりワークライフバランス相談窓口を設置し、LGBTの悩みについても1人で悩まず相談してほしいことを、ポスターやカードにて明確に示しました。
・2017年より、新入社員向けのダイバーシティ&インクルージョン研修の中で、LGBTとは何か、性的指向および性自認の両方に関しての説明を開始し、毎年継続実施しています。
・2019年1月には、全国ダイバーシティ推進メンバー(※3)に対し、外部専門機関より講師を招き、LGBT基礎研修「正しく知ることから始めよう」を実施し、当事者の生の声を聴きセクシュアルマイノリティへの理解を深めました。
・2019年4月「東京レインボープライド2019」のパレードに他社様と合同で参加しました。
・2019年10月人事グループより、LGBTアライBOOK(LGBTガイドライン)を全国の事業所に向けて配信しました。
今後も、従業員1人ひとりがより活き活きと能力を発揮し、お客さまの多様なニーズにお応えできる企業を目指し、ダイバーシティ&インクルージョンを推進してまいります。
(※1)「PRIDE指標」とは、企業などの団体において、LGBTなどのセクシュアルマイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体「work with Pride」が策定した指標で、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3段階で評価されます。
(※2)アライとは、英語のAlly(同盟、味方)が語源で、LGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティのことを理解し、自分にできることは何かを考えて行動する支援者のこと。
(※3)ダイバーシティ推進メンバーとは、藤田観光グループの各事業所において、ダイバーシティを推進する推進リーダーのこと。