乃村工藝社のイノベーション・ラボラトリー「NOMLAB」がDESIGNART TOKYO 2019に出展、空間にある感情をデジタル表現で可視化するプロトタイプを初展示

株式会社乃村工藝社

開催会期:2019年10月18日~10月27日 / 会場:dotcom space Tokyo(東京・原宿)

 

「デジタルイノベーション×場づくり」をテーマに新しい集客創造を目指す乃村工藝社グループのイノベーション・ラボラトリー「NOMLAB(ノムラボ)」は、DESIGNART TOKYO 2019(会期:2019年10月18日~10月27日)に「New Communication Lab」(会場:dotcom space Tokyo、東京・原宿)と称し、さまざまな企業やアーティストと取り組んできたプロトタイプを展示いたします。

「開かれたラボ」として場づくりにおけるデジタルイノベーションとクリエーションに取り組むNOMLABは、2019年9月1日で結成3周年を迎えました。本出展では、実際に来場者の方々にプロトタイプを体験していただくことで、新たなコミュニケーションのかたちやインタラクティブな空間演出の可能性を探ってまいります。







出展作品は、空間にある感情の可視化を試みる「Smile mixer」(共同制作:ワントゥーテン)、人と自然との対話をテーマに自然界にあふれる諸現象をデジタルで表現する「KODAMA」の2作品を初展示するとともに、素材を焦点に映像と空間の新たな関わり方を模索する「MATERIAL VISION」(共同制作:FIGLAB)、国内外で高い評価を得ている音楽の味覚化を可能にするジュークボックス型プロダクト「SQUEEZE MUSIC」(2017年度グッドデザイン賞受賞、協力:Ginger Design Studio、monopo)の計4作品を体験型展示いたします。

今後もNOMLABでは、乃村工藝社内のみならず、社外の様々な企業やアーティスト、テクノロジストとともに、新しい集客創造に向けた開発をおこない、時代の先を行く未来の空間体験価値を創出してまいります。



出展作品紹介

1.「Smile mixer(スマイルミキサー)」初展示



デジタルインスタレーション作品「Smile mixer」

人の表情を解析しその場の空気や盛り上がり感など、空間にある感情の可視化を試みるプロジェクトとして株式会社ワントゥーテンと、機械学習モジュールを搭載したカメラでリアルタイムに表情を読み取り、デジタル表現によりビジュアライズするデバイスのプロトタイプ「emograf(エモグラフ)」を共同制作しました。
今回は、「emograf」を使って、笑顔をトリガーとする、光・水・影が融合したデジタルインスタレーション作品「Smile mixer」を展示いたします。


「emograf(エモグラフ)」(プロトタイプ)


2.「KODAMA(コダマ)」 初展示


「KODAMA」(プロトタイプ)

人と自然との対話をテーマに、自然界にあふれる諸現象をデジタルで表現することを目的としたプロトタイプ。人の動きに反応し、音と光が連動する都会にいながらも自然を感じさせる作品です。


3.「MATERIAL VISION(マテリアルビジョン)」


「MATERIAL VISION」(プロトタイプ)

ビジュアルコミュニケーション・テクノロジーを追求するプロトタイピング・ラボラトリー「FIGLAB(フィグラボ)」と共同制作した素材を使い、映像と空間の新たな関わり方を模索するプロトタイプ。温度で色の変わるインクを表面に塗装し、その背面から温度を制御することでさまざまな色を映し出します。


4.「SQUEEZE MUSIC(スクイーズミュージック)」


「SQUEEZE MUSIC」

音楽の味覚化を可能にするジュークボックス型プロダクト。音楽を再生しながら再生中の音楽のムードをリアルタイムに分析し、曲の展開に合わせてさまざまな味のドリンクをミックスしていきます。(2017年度グッドデザイン賞受賞、協力:株式会社Ginger Design Studio、株式会社monopo)



出展概要

DESIGNART TOKYO 2019
出展概要
イベント名:New Communication Lab
会期:2019年10月18日(金)~10月27日(日)※会期中無休
開館時間:10:00~19:00 ※18日のみ10:00~16:00(18:00より招待制のレセプションとなります)
場所:dotcom space Tokyo(東京都渋谷区神宮前1丁目19−19 エリンデール神宮前B1F)
入場料:無料
出展作品:「emograf」、「MATERIAL VISION」、「KODAMA」、「SQUEEZE MUSIC」
企画・デザイン:株式会社乃村工藝社NOMLAB

DESIGNART TOKYOについて
世界屈指のミックスカルチャー都市・東京の街全体(表参道・原宿・渋谷・代官山・六本木など)をメイン会場に、世界中からアート、建築、プロダクト、ファッション、フード、スポーツ、テクノロジーなどのモノとコトが集結し、都内100会場を超える様々な場所で多彩なプレゼンテーションが行われる国内最大級のデザイン&アートイベントです。



乃村工藝社、NOMLABについて

NOMLAB(Nomura Open Innovation lab、通称ノムラボ)について   
http://www.nomlab.jp/
「デジタルイノベーション×場づくり」をテーマに新しい集客創造を目指す乃村工藝社グループのイノベーション・ラボラトリー。デジタル技術と空間の融合により数々の集客施設やアートワークを手がけ、当社のデジタルコミュニケーション領域を開発する専門組織です。代表作は、2017年「SQUEEZE MUSIC」、クライアントワークとして2019年「BEYOND TIME(クライアント:株式会社資生堂、R/GA)」、2019年「浜松科学館(クライアント:浜松市)」など。
また、「空間と体験」について可能性を追求する乃村工藝社グループのオウンドメディア「nomlog」を運営し、各分野のプロフェッショナル達が、空間にまつわる独自の考察や日々の取り組み、研究活動を発信しています。


主な所属メンバー

左から:ディレクター 高野 次郎、マネージャー 田中 摂、コンテンツディレクター 中村 瞳、デザインエンジニア 吉田 敬介、プランニングディレクター 美馬 弘宜

【乃村工藝社について】
1892年の創業以来、商業施設、ホテル、ワークプレイス、博覧会、博物館などのさまざまな空間の総合プロデュース企業として、全国10拠点を展開し、プランナー、デザイナー、プロダクトディレクターなどの専門職が総計1,000名以上在籍しています。創業から120年以上にわたり培ってきた総合力とデジタルテクノロジーを活かし、地域活性化をはじめ社会課題の解決につながる空間価値の提供で人びとに「歓びと感動」をお届けしています。

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