【9/19取材の案内】「勇気の証言 -- ホロコースト展」神奈川展 -- アンネ・フランクと杉原千畝の選択から、平和と人権を考える --

創価大学

創価大学(東京都八王子市/学長:馬場 善久)では、ナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺の歴史を振り返り、平和と人権について考える「勇気の証言―ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」神奈川展を2019年9月19日(木)~9月23日(月・祝)、横浜産貿ホール マリネリアで開催いたします。  本展では、ナチス・ドイツによるホロコースト(大量虐殺)の歴史をたどるとともに、その時代を生きた、「アンネの日記」の著者アンネ・フランクと、「命のビザ」で多くのユダヤ人を救った日本人外交官、杉原千畝の人生に光をあてています。ホロコーストは、人類が20世紀に経験した最も悲惨な歴史の一つです。そして今なお、紛争やテロ、ヘイトスピーチやヘイトクライムなどの暴力や差別が続いています。その意味で、ホロコーストの歴史と、その時代を生きた人びとの真実に迫ることは、私たちが抱える課題に取り組むための手がかりを見出すことに繋がるのではないでしょうか。本展が平和と人権を考えるための一助になれば幸いです。  展示は「ホロコーストの歴史」、「アンネ・フランクと杉原千畝の選択」、そして、「私からはじまる『人権』」の3章立てとなっております。1章ではホロコーストの歴史、2章では約6,000人のユダヤ人らに日本通過のビザ」を発給した日本人外交官・杉原千畝、そして、「アンネの日記」の著者であるユダヤ人の少女アンネ・フランクを紹介します。30歳のヒトラーがユダヤ人排除を記したサイン入り書簡や、「杉原命のビザ」と発給リスト、渡航関連品などの資料も公開されます。  ご多忙のところ恐縮ではございますが、ご取材賜りますようお知らせいたします。 ◆「勇気の証言―ホロコースト展」神奈川展オープニング 【日 時】 2019年9月19日(木) 12時00分~ オープニングおよび特別内覧会 【会 場】 横浜産貿ホール マリネリア1F展示場(所在地:神奈川県横浜市中区山下町2) 【展示開催期間】 2019年9月19日(木)~9月23日(月・祝) 10時~20時 ※但し、19日は13時30分~ 【主 催】 「勇気の証言-ホロコースト展」実行委員会 【共 催】 創価大学、サイモン・ウィーゼンタール・センター(米国) 【後 援】 フランス大使館、ドイツ連邦共和国大使館、イスラエル大使館、リトアニア共和国大使館、オランダ王国大使館、ポーランド共和国大使館、アメリカ大使館、駐日欧州連合代表部、国連広報センター、NPO 杉原千畝命のビザ、神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、川崎市教育委員会、相模原市教育委員会、神奈川県原爆被害者の会 【展示構成】 <第1章:ホロコーストの歴史>  ホロコーストはいかにして起きたのか。ヨーロッパにおけるナチスの台頭、ヒトラーによる人種隔離政策、強制収容所でのユダヤ人絶滅計画とアウシュビッツ・ビルケナウにおける大量殺戮。ホロコーストの歴史を時系列に、米国サイモン・ウィーゼンタール・センター「寛容の博物館」の展示から紹介し、その真実に迫ります。 <第2章:アンネ・フランクと杉原千畝の選択>  2年間におよぶ恐怖の隠れ家生活の中で、希望を失わず成長していった少女、アンネ・フランク。日本政府の命令に背いて「命のビザ」を発給し続け、約6,000人におよぶユダヤ人を救った外交官、杉原千畝。ユダヤ人迫害の嵐が吹き荒れた時代に、人間としてどう生きるかを迫られた二人の人生をたどります。 <第3章:私からはじまる「人権」>  自分にとって大切な人権は、他人にとっても大切であるにちがいない――こうした想像力を働かせることができれば、世界はより住みよい場所になるのではないでしょうか。そのための一歩は、自身から始まります。ホロコーストの歴史が、今を生きる私たちに投げかける問いについて考えるスペースを展開します。 <特別展示:絵画が語る―ホロコーストの真実>  実際にホロコーストを体験し奇跡的に生き残った2人の画家、ヤン・コムスキー氏とミェチスワフ・コシチェルニャック氏の体験と記憶をもとに描かれた絵画を紹介します。 【主な展示物品】※展示は106枚のパネルと25点の物品で構成 1)「ヒトラーの直筆サイン入り書簡」(複製)  1919年9月16日付のレターには、ヒトラー(当時30歳)のユダヤ人に対する憎悪と、ユダヤ人を排除するための計画が記述されている。日本初公開。 2)「アンネ・フランクの直筆サイン入り献辞」(複製)  アンネが友人・へニーに宛てた以下の詩と直筆サインが認められている。  「1940年3月4日/親愛なるヘニー/ささやかなものだけど/あなたにあげましょう/野に咲くバラと/忘れな草を摘んで」 3)「杉原千畝が発給したビザ」(複製)とキュラソービザ  杉原が発給した通過ビザとそのリストなどの資料を展示。また、オランダ名誉総領事のツバルテンディクがオランダ領キュラソー島への渡航を許可したキュラソービザも併せて展示。 4)「杉原千畝の直筆手記」(複製)  本省からの回訓を受けた後、杉原が様々な苦悩を経てビザ発給を決断するまでの心情が綴られている。 【勇気の証言-ホロコースト展ウェブサイト】  https://www.soka.ac.jp/assets/static/special/holocaust/ ▼本件に関する問い合わせ先 創価大学 企画部企画広報課 住所:東京都八王子市丹木町1-236 TEL:042-691-9442 FAX:042-691-9300 メール:publicrelation@soka.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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