大阪産業大学(大阪府大東市)ソーラーカープロジェクトは、8月2日~3日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催された「FIA Electric & New Energy Championship ソーラーカーレース鈴鹿2019(国際格式)」に出場し、総合2位でゴール。ドリームクラスでは優勝(カテゴリー1 最高位)を果たした。
大阪産業大学ソーラーカープロジェクトは、同大が社会人基礎力の育成を目的として全学的に展開する「プロジェクト共育」の一環として行っているもの。学生らが自主的に各活動に取り組むことを通じ、問題解決能力を養うことを目指している。
このたびの大会では、世界一のソーラーパネルモジュールメーカー「トリナ・ソーラー」より提供されたソーラーパネルモジュールを搭載してレースに臨んだ。
8月3日の決勝レースは、大変厳しい暑さの中での実施となった。
第1ドライバーは同大OGの三浦愛さん(機械工学科2012年卒、現:株式会社エクセディ、F3ドライバー)が務め、終始安定した走行で1時間半をドライブ。第2ドライバーで兄の三浦純さんに交代後も同大のチームはノートラブルで1時間半の走行を続け、タイヤを交換後、再び三浦愛さんに交代した。
結果、5時間耐久レースにおいて69周を走り、総合2位(クラス1位)でチェッカーを受けた。
今回、チームの代表を務めた同大職員の村上雅享さんは「私たちが参加するクラスのバッテリー搭載量が主クラスより少ないという影響から、今年も厳しいレース展開となりましたが、チームメンバーが一丸となって頑張ることができた結果がカタチになって、本当に嬉しかったです!応援してくださった皆様に心より感謝を伝えたいです!」と語った。
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