多摩大学が立ち向かう大都市郊外型高齢化の実践的活動 寺島実郎学長監修「現代世界解析講座」の2019年秋学期を開講 -- 多摩ニュータウンを中心とする多摩地域リタイア人材の「知の再武装」を本格展開

多摩大学

多摩大学(学長:寺島実郎 多摩キャンパス 東京都多摩市・湘南キャンパス 神奈川県藤沢市)は、多摩地域のリタイア人材(企業を定年退職した60歳以降の人材)が社会参画・貢献するために時代認識を深める「知の再武装」を提唱。2008年から春学期と秋学期に寺島実郎学長が監修するリレー講座「現代世界解析講座」(各12回)を開講しており、2019年度春学期で延べ参画者数が14万人を超えた。2019年度秋学期の詳細は8月初旬に公開予定。 ●「現代世界解析講座」開講と「知の再武装」提唱の背景  平成元年設立の多摩大学は、東京都心のベッドタウンの一つである多摩ニュータウンに所在する。この多摩ニュータウンには、戦後から高度経済成長期の日本の発展を牽引した「企業戦士」と呼ばれた人々が多く入居しており、初期入居から約半世紀を経た現在では、定年退職を迎えた高学歴の高齢者層が集積する特異な地域である。  こうした人材の有効活用は、世界に先駆けて異次元の高齢化を迎える日本が国際社会に発信する社会システムのモデルともなることが期待される。  この認識のもと、同大は高齢者を負担増と考えるのではなく、リタイア人材が新たな形で社会参画するための「知の再武装」を提唱。2008年から11年にわたり、地域のシニア世代の知的活動のプラットフォームとして、公開講座「寺島実郎監修リレー講座 現代世界解析講座」を継続して開講してきた。  各界の碩学を講師として招請。リタイア人材約400名と学部生約150名が、毎週木曜日の4限に同じ大教室で同じ講座を受講している。学部生にとっては、人生の先輩であるリタイア人材が熱心に受講する姿が刺激となり、リタイア人材には、地域の「知の拠点」としての大学を実感できる機会となっている。リタイア人材のリピーター受講率は80%を超えており、地域に根差した講座として定着している。 ●2019年度秋学期の開講について―ライブビューイング配信も  2019年度春学期からは、同大湘南キャンパス、九段サテライト(東京都心サテライト:東京都千代田区)に同講座のライブビューイング配信を実験的に行っている。これは、同大の取り組む「大都市郊外型高齢化に立ち向かう実践的研究―アクティブ・シニア活用への経営情報学的手法の適用―」が文部科学省平成29年度私立大学研究ブランディング事業に採択されたことを受け、今後さらに「現代世界解析講座」を広く発信することを目的として行っているもの。  10月初旬から開講する秋学期のリレー講座でも、ライブビューイング受講者を募集する。  2019年度秋学期の講座の詳細は、8月初旬に日本経済新聞に掲載予定。申込サイトは多摩大学公式ホームページにて8月初旬に公開する予定となっており、ライブビューイングの受講も同サイトから申し込みを受け付ける。  多摩大学HP:http://relay-kouza.net/  講座に関する問い合せ:多摩大学リレー講座事務局 TEL:042-337-7300 (参考)多摩大学の「大都市郊外型高齢化へ立ち向かう実践的研究」が文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に採択(2018.01.30) https://www.u-presscenter.jp/2018/01/post-38768.html ▼本件に関する問い合わせ先 多摩大学学長室事務課 山本 住所:東京都多摩市聖ヶ丘4-1-1 TEL:042-337-7300 FAX:042-337-7103 メール:koho@gr.tama.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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