3年目となる2018年度長浜バイオ大学の「理系人材育成支援事業」に、長浜市内の小中学校のべ41校・約1900人の児童・生徒が参加

長浜バイオ大学

長浜バイオ大学(滋賀県長浜市、学長:蔡晃植)は、長浜市・長浜市教育委員会と協同で、2015年度から長浜市内の小中学校の児童・生徒を対象とした理科実験講座を実施しています。1年間のプレ事業を経て、2016年度からは学内にある小中学生向けの専用実験室「長浜学びの実験室」を活用し、「理系人材育成支援事業」として本格的に事業を開始しました。4年目となる2018年度は、前年度受講したのべ27校を大幅に上回る、のべ41校の小中学校(長浜市内の小中学校は38校)との間で講座を実施、約1900人の児童・生徒がこの講座を受講しました。 「長浜学びの実験室」は、小中学校1クラスの授業ができる定員40人の実験室で、走査型電子顕微鏡1台、双眼顕微鏡41台、実体顕微鏡41台などの実験機器を備え、植物や昆虫、プランクトンの観察を通して生きものの仕組みや不思議を体験することができる実験室です。 講座に参加した児童・生徒のアンケートでは、講座への満足度は3年連続で90%以上となっており、実験を通して理科の学習に興味を持ち理解する良い機会となっています。この講座は、学習指導要領に基づいた各学校の教育計画に即して、各単元の指導過程に位置付けた学習内容を取り上げているため、小中学校教員の満足度も97%と非常に高く、全員が「講座の内容は単元の指導目標に反映された」と回答しています。 また、この講座は受講を希望する学校を対象に実施していますが、本事業を開始した当初は希望する学校が市内小中学校の約20%にとどまりしたが、昨年度は半数の学校、本年度は約80%の学校と、受講を希望する学校が年々増えている状況にあります。今後はさらに講座の内容を充実させることで、小中学校からのニーズを高めていくことにしています。 <2018年度実施した講座内容> 【小学校】 ・単元「メダカのたんじょう」より「様々な生物の発生の観察」 ・単元「植物と水」より「植物の吸水の観察と葉の気孔の観察」 ・単元「生物どうしのつながり」と単元「自由研究-広げよう科学の世界を-」より「学校の土にいる植物・動物・鉱物の観察」 ・単元「水溶液の性質」より「酸性・アルカリ性の様々な調べかた」など ・単元「ものの溶け方」より「溶ける・混ざる」、「再結晶」 【中学校】 ・琵琶湖のプランクトンの観察 ・口腔上皮細胞の観察 ・赤タマネギ細胞の原形質分離の観察 ・タマネギ根の細胞分裂の観察 ・アカムシ唾腺染色体の観察 ・単元「動物の生活と生物の進化」より「生物の解剖とつくりの比較」 ・単元「遺伝の規則性と遺伝子」より「DNAの抽出と観察」 ・単元「いろいろな物質とその性質」より炎色反応の実験を含む「謎の物質の正体調べ」 ●長浜バイオ大学のWebサイト https://www.nagahama-i-bio.ac.jp/ ▼本件に関する問い合わせ先 アドミッションオフィス 広報担当 伊藤 克哉 住所:滋賀県長浜市田村町1266番地 TEL:0749-64-8100(代) FAX:0749-64-8140 メール:kouhou@nagahama-i-bio.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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