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2018年11月13日(火)に行われた選考会を経て、第21回「神奈川大学全国高校生俳句大賞」の選考結果が決まりました。
●本大賞は、日本の伝統芸術であり短詩型文学である「俳句」を通して、高校生に独自の感性で表現する機会を提供することで、高校生文化の発信に寄与することをめざしています。
●第21回となる今回は、応募総数11,022通、応募高校数220校(歴代1位)の感性あふれる作品が全国の高校生から集まりました。
●入選者の作品および選考委員による座談会、選後評が優秀作品集『17音の青春2019』として株式会社KADOKAWAより2019年3月に出版予定。
本学は、1998年に創立70周年を迎え、それを記念して全国の高校生を対象にした「神奈川大学全国高校生俳句大賞」を創設しました。
本賞は、日本の伝統芸術であり短詩型文学である「俳句」を通して、高校生に独自の感性で表現する機会を提供することで、高校生文化の発信に寄与することをめざしています。
【テーマ】あなたの感性で自由に綴ってください。
部活・友情・スポーツ・勉強・受験・恋愛・家族
......そして、自然・平和・政治・生命・宇宙
【賞】 最優秀賞(5作品)・入選(65作品)・団体優秀賞(3校)・団体奨励賞(3校)
【応募条件】 応募作品は、本人が創作した未発表の作品に限ります。
三句で一作品です。三句に満たないものは無効となります。
【選考委員】
宇多喜代子 大串章 長谷川櫂 黛まどか 復本一郎(敬称略)
【応募総数】
11,022通 応募高校数220校(歴代1位)
【最優秀賞 (5作品)】(受付番号順・敬称略)
■東京都/開成高等学校1年 笹田 陽太(ささだ ようた)
花茣蓙に遥かなる海匂ひけり
当て布に母の縫ひ跡獺祭忌
鵙鳴くや空半分に暮れのいろ
■愛知県/名古屋高等学校3年 牛田 大貴(うしだ だいき)
教科書に奴隷の話大西日
地雷原よりくちなはの逃れ来ぬ
粛清に使はれた銃晩夏光
■和歌山県/向陽高等学校3年 花田 莉音(はなだ りおん)
鰯雲無口な父の絵文字かな
父の手の母に似てきて衣被
父の湯灌終へて父の林檎食ふ
■愛媛県/松山東高等学校2年 中山 寛太(なかやま かんた)
羊膜を引きずる仔牛春の月
食べられるために食べをる夏の牛
月涼しまだ腥き屠畜場
■熊本県/熊本高等学校3年 菊川 和奏(きくかわ わかな)
白鳥を眺む詩集を読むごとく
しやぼん玉はぜる天使が触れるから
水中花名もなき花として開く
【入選(65作品)】
【団体賞】
※団体優秀賞(3校)
・東京都/開成高等学校
・長野県/屋代高等学校
・愛知県/名古屋高等学校
※団体奨励賞(3校)
・東京都/目黒学院高等学校
・神奈川県/横浜商科大学高等学校
・愛知県/豊野高等学校
【優秀作品集の出版】
『17音の青春―五七五で綴る高校生のメッセージ』を2019年3月出版予定
【シンポジウム・授賞式】
2019年3月10日(日)
12:00~ 神奈川大学横浜キャンパス16号館セレストホール
【お詫びと訂正】 本文中【団体賞】の、団体優秀賞と団体奨励賞の受賞校に誤りがありました。ここにお詫びして、訂正いたします。(2018/12/25 17:20)
▼本件に関する問い合わせ先
神奈川大学 広報部広報事業課
安保(あんぼ)・田村・村井
TEL:045-481-5661
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/