【12月5、6日開催】特別講演会 韓国図書館視察団を招いて「図書館に未来はあるか?~読書文化の活性化のために~」 -- 東京経済大学

東京経済大学

東京経済大学(学長:岡本英男 東京都国分寺市)図書館は、韓国からの図書館視察団を招いて、特別講演会「図書館に未来はあるか?~読書文化の活性化のために~」を、2018年12月5日(水)、6日(木)の2日間にわたって開催する。  本講演会を主催する東京経済大学図書館長で作家の徐京植教授は、開催にあたり「図書館はいま危機に瀕している。危機は主として二つの方向から迫っている。一つは社会全体に及ぶ読書文化の衰退。もう一つは、短期的視野の利益中心主義的発想が文化や教育の領域まで浸食していることである。危機はもはや学問研究の危機にとどまらず、人間の知性や理性に対する脅威、平和への脅威のレベルに達しようとしている。こうした危機の中、はたして私たちは読書文化を活性化し、知性や理性の拠点である図書館を守っていくことができるだろうか?」とコメントを発表。  韓国から図書館の専門家3氏が来校し、私たちと共通の困難に直面しながら創意工夫を尽くして読書文化を守り育てている専門家の話に耳を傾け、今一度日本の図書館事情を考える場を提供する。 【講演概要】 <1日目> 日 時:12月5日(水)16:30~18:00 会 場:東京経済大学 国分寺キャンパス 大倉喜八郎 進一層館ホール テーマ1:「韓国図書館の現在と未来―悩みと対応」 講演者1:イ・ヨンフン氏(韓国図書館協会事務総長)      2012年開館した「ソウル図書館」の初代館長を務める。      現在は図書館の振興と相互交流および業務協力のための団体「韓国図書館協議会」の事務総長。 テーマ2:「私たちが知らなかった世界の図書館」 講演者2:チョウ・クムジュ氏(ドゴク情報文化図書館館長)      米国ニューヨーク州立大学で文化情報学を学び、米国と韓国の図書館において司書として活動した。      世界各地の図書館を探訪して著作を刊行。日本各地の図書館も訪問した。 <2日目> 日 時:12月6日(木)13:00~14:30 会 場:東京経済大学 国分寺キャンパス 6号館 F307教室 テーマ:「読書を考える」 講演者:アン・チャンス氏(「本を読む社会文化財団」常任理事)     詩人、翻訳家。図書館設立に尽力し、現在まで12カ所の図書館を開館した。     読書サークルの結成・運営を支援して、上記財団を「韓国最高の読書文化団体」に育て上げた。 ※ いずれも予約不要、入場無料。 *東京経済大学 国分寺キャンパスへのアクセスは以下をご参照ください。  https://www.tku.ac.jp/access/ ▼本件に関する問い合わせ先 東京経済大学 図書館 住所:〒185-8502 東京都国分寺市南町1-7-34 TEL:042-328-7761 FAX:042-328-7777 メール:library@s.tku.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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