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学習院大学(東京都豊島区)は11月24日(土)にシンポジウム「『超高齢社会を科学するIII』―健康寿命のサイエンス―」を開催する。当日は、理学部生命科学科の高島明彦教授、安達卓教授、菱田卓教授、阿形清和教授らが、超高齢社会における健康や寿命のあり方について幅広いテーマで講演する。学生や教職員だけではなく、一般の参加も可。聴講無料、事前申し込み不要。
学習院大学の「超高齢化社会への新たなチャレンジ-文理連携型〈生命社会学〉によるアプローチ-」は、2016年度私立大学研究ブランディング事業に採択されている。
その一環として11月24日(土)に、第5回ブランディングシンポジウム(第24回生命科学シンポジウム)「『超高齢社会を科学するIII』―健康寿命のサイエンス―」を開催。超高齢社会における健康や寿命のあり方について、多様なテーマの研究を紹介する。
当日はまず、高島明彦教授(理学部生命科学科)が「人生100年を生きる脳の作り方:脳の老化とアルツハイマー病」と題した講演を行い、高齢者の最大の心配事の一つである認知症について、脳の機能と認知症発症の関係や、高島教授らが進めている予防や治療方法、現在世界で進められている治療法開発状況について話す。
続いて、安達卓教授(同学科)の講演「ショウジョウバエから学ぶ老化・寿命のしくみ」では、 ショウジョウバエから発見・確立されてきた寿命・老化の普遍的メカニズムについて、さまざまな角度から解説する。
菱田卓教授(同学科)による「紫外線がゲノム安定性に及ぼす影響とその耐性メカニズム」では、自然環境で問題となる慢性的な紫外線ストレスに対し生物がどのように耐性を獲得しているかについて、出芽酵母をモデル生物として解説する。
最後に、阿形清和教授(同学科)の「関節の再生を科学する」では、膝関節の老弊・損傷について、関節を再生できるイモリなどとの比較により、関節を再生できない生き物から関節再生を惹起することを試みている現在のフロント研究について紹介する。
概要は下記の通り。
◆第5回学習院大学ブランディングシンポジウム(第24回生命科学シンポジウム)
「『超高齢社会を科学するIII』―健康寿命のサイエンス―」
【日 時】 11月24日(土) 14:00~17:00(13:30受付開始)
【場 所】 学習院大学 西5号館201教室(東京都豊島区目白1-5-1)
【アクセス】
http://www.univ.gakushuin.ac.jp/access.html
【内 容】
・13:30 受付開始
・14:00~14:10 司会挨拶(理学部 高島明彦教授)
・14:10~14:40 「人生100年を生きる脳の作り方:脳の老化とアルツハイマー病」
学習院大学理学部生命科学科 教授 高島明彦
・14:50~15:20 「ショウジョウバエから学ぶ老化・寿命のしくみ」
学習院大学理学部生命科学科 教授 安達卓
・15:30~16:00 「紫外線がゲノム安定性に及ぼす影響とその耐性メカニズム」
学習院大学理学部生命科学科 教授 菱田卓
・16:10~16:40 「関節の再生を科学する」
学習院大学理学部生命科学科 教授 阿形清和
・16:50~17:00 理学部長閉会挨拶(理学部長 荒川一郎教授)
【主 催】 学習院大学理学部生命科学科・国際センター
【後 援】 豊島区、学習院大学理学部同窓会
【聴講料】 無料(申込不要)
▼シンポジウムに関する問い合わせ先
国際センター(担当:野田)
E-mail: guic-off@gakushuin.ac.jp
Tel: 03-5992-1024
▼本件に関する問い合わせ先
学長室広報センター
TEL:03-5992-1008
FAX:03-5992-9246
メール:koho-off@gakushuin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/