中央大学杉並高校「高校生模擬裁判選手権」2連覇へ挑む -- キャリアデザインとしてさまざまな機関が主催する学習プログラムを積極的に利用

大学プレスセンター

大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。 中央大学杉並高校の13名の生徒が、日本弁護士連合会が主催する「高校生模擬裁判選手権」の東京地区予選を経て、東京代表として、8月4日(土)9:40~17:00、東京都千代田区霞が関の弁護士会館で行われる関東大会に出場します。 本大会には昨年も杉並高校から生徒が出場し、優勝を収めました。今夏、二連覇に向けて始動しています。  「高校生模擬裁判選手権」では、1つの事件を素材に、法律実務家の支援を受けながら、参加各校が検察チーム・弁護チームを組織し、高校生自身の発想で争点を見つけ出し、整理し、模擬法廷で証人尋問・被告人質問を行います。生徒が検察側と弁護側に分かれ模擬裁判を行う経験を通じて、物事のとらえ方やそれを表現する方法を学び、刑事手続の意味や刑事裁判の原則を理解することがねらいとされています。  中央大学杉並高校では、キャリアデザインとして、さまざまな機関が主催する多様な学習プログラムを積極的に利用しています。高校生模擬裁判選手権への出場はそういった学習プログラムの一つです。  今回、「高校生模擬裁判選手権」に出場している生徒は有志で集まった3年生1名、2年生6名、1年生6名です。法学部進学志望の生徒や法学に興味を持つ生徒だけでなく、「何か新しいことに挑戦してみたい」という生徒も参加しており、普段はバレーボール部、吹奏楽部、音楽部、生徒会等に所属しそれぞれの活動に打ち込んでいます。  昨年も出場した生徒は、「弁護士の先生・検事の先生にたくさんご指導を頂き、皆で協力して、優勝できたというとてもいい経験ができました。今年のメンバーはほとんどが初めての人達です。新たなチームとしてまた一からのスタートですが、中杉ならではのチームワークを発揮し、二連覇できるよう頑張ります」と意気込み、13名のチームは、8月4日(土)の本選に向けて準備に励んでいます。  杉並高校は「共育と共創」という教育理念と、「なりたい自分になる」というスローガンを掲げています。模擬裁判選手権をはじめ海外研修や高大一貫教育など様々用意しているキャリア教育の学習プログラムは、仲間と共に「なりたい自分」を探していける機会となっています。杉並高校はこれからも、このようなプログラムを充実させ、豊かな人間を育む学校作りに励みます。 ■ 出場生徒コメント 「言われたことだけをやるのでなく、自分たちで工夫をして、''中杉らしい''裁判をやります」清水亜由美さん(2年生) 「去年参加していた人たちが、模擬裁判活動で忙しく活躍しているのを見て興味を持ちました。複雑で絡み合っている事柄をみんなで相談し、時にはぶつかり合って解きほぐしていくのはすごく楽しいです」前田香乃さん(2年生) 「アナザーストーリーを考える探偵や、物語の一登場人物になった気分になれる。かと思うと全体を俯瞰する作家の立場も味わえる。様々な視点から意見を出せるのが面白いです」新井愛望さん(2年生) 「自分は将来、飢餓や紛争などの国際問題を解決する職業に就きたいです。模擬裁判でいろいろな角度から考える経験は役に立つと思います」宮原志歩子さん(1年生) ■ 担当教員コメント 「この大会は裁判の流れに詳しくなるだけでなく、丁寧に事実を拾い出し、論理的に考え、説得力のある主張を作り出す力を培うことができます。今年も彼女たちが力を合わせ、知力を尽くして精一杯健闘してくれることを願っています。」(中央大学杉並高校 小泉尚子教諭) ■参考  中央大学杉並高校は、昨年も「第11回高校生模擬裁判選手権」に出場し、東京代表として出場した関東大会でも優勝を果たしました。  2017年12月に、関西大会優勝校である同志社香里高校さんを迎え、関東大会で優勝した中央大学杉並高校と交流戦を行いました。 http://www.chusugi.jp/information/2739 (中央大学杉並高校Webサイト> TOPICS> 模擬裁判東西交流戦(12/27)) <本件に関するお問い合わせ>  中央大学杉並高校 事務室  TEL:03-3390-3175 <取材に関するお問い合わせ>  中央大学広報室  TEL:042-674-2050  Email:kk@tamajs.chuo-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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