横開き方式バリアングル液晶モニターを搭載したエントリーモデル デジタル一眼レフカメラ「D5200」を発売

株式会社ニコンイメージングジャパン

有効画素数2410万画素ニコンDXフォーマットCMOSセンサー、高密度39点AFシステム、2016分割RGBセンサーを搭載

 株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:五代 厚司、東京都港区)は、有効画素数2410万画素の新開発ニコンDXフォーマットCMOSセンサーと、フラッグシップ機「D4」と同等の画像処理エンジン「EXPEED 3」を採用し、本格的な撮影を可能にする高い基本性能を小型・軽量ボディーに凝縮した、デジタル一眼レフカメラ「D5200」を発売します。  「D5200」は、ハイアングルやローアングル、自分撮りなど自在なアングルでの撮影が可能な横開き方式バリアングル液晶モニターを搭載したエントリーモデルです。高感度撮影でも低ノイズで、高画質と高精細な画像を提供する有効画素数2410万画素の新開発ニコンDXフォーマットCMOSセンサー、上位機種(「D4」「D800/800E」「D600」)と同等の画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載しています。   ●「D5200」発売概要 商品名: ニコンデジタル一眼レフカメラ「D5200」 価格: オープンプライス 発売予定: 2012年12月 予定生産台数: 当初月産約10万台 カラー: ブラック、レッド、ブロンズ ※ボディー単体はブラックのみの発売になります。 なお、「D5200」とレンズを組み合わせた以下のキットも同時発売します。 ●D5200 18-55 VR レンズキット オープンプライス  2012年12月発売予定 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR付き カラー: ブラック、レッド、ブロンズ ●D5200 ダブルズームキット オープンプライス  2012年12月発売予定 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR付き カラー:ブラック、レッド、ブロンズ  撮像感度域はISO 100~6400までと幅広く、最大ISO 25600相当(Hi2)までの増感設定が可能です。また、クラス最高レベルの39点のフォーカスポイントにより、動きの速い被写体も的確に捕捉・追尾します。上位機種でも採用されている2016分割RGBセンサーによるシーン認識システムは、撮影シーンの輝度や色情報などをより高い精度で分析し、オートフォーカス、自動露出、i-TTL 調光、オートホワイトバランスの制御の向上を実現しています。  動画撮影機能「D ムービー」は、1920×1080:60iのフルHDに対応しており、鮮鋭感の高いHD動画の撮影ができます。  また、撮影時にカメラ本体でさまざまな演出効果を選択、リアルタイムで設定できる「スペシャルエフェクトモード」により、バリアングル液晶モニターを使った自由なアングルと多彩な表現効果の組み合わせで、静止画、動画両方で表現の幅が大きく拡がります。  さらに、ワイヤレスモバイルアダプター「WU-1a」(別売)、新発売のワイヤレスリモートコントローラー「WR-R10」「WR-T10」(いずれも別売)にも対応し、スマートデバイスとの連携や、リモート操作を可能にすることで「D5200」の利便性がさらに高まります。 ●「D5200」の主な特長 1.幅広い撮像感度域において高画質・高精細な撮影を可能にする、有効画素数2410万画素の新開発ニコンDXフォーマットCMOSセンサー 有効画素数2410万画素の新開発ニコンDXフォーマットCMOSセンサーを搭載し、常用撮像感度域はISO 100の低感度からISO 6400の高感度まで幅広く、ISO 25600相当(Hi2)までの増感設定も可能です。高感度設定時でも、低ノイズで鮮明な画像を提供します。 さらに、ニコンの光学技術を結集したNIKKORレンズと組み合わせることで、「D5200」の有効画素数2410万画素の高画素をいかして、被写体の細かな部分もシャープに描写します。 2.デジタル一眼レフカメラ向けに高速化・高性能化した画像処理エンジン「EXPEED 3」 ニコンFXフォーマットの上位機種「D4」や「D800/D800E」「D600」と同等の高性能画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載しており、忠実な描写と鮮やかな色再現、広いダイナミックレンジを実現しています。暗いシーンでの高感度静止画撮影では、高度なノイズ低減処理で鮮鋭感を保持しつつ効果的にノイズを抑えます。動画撮影においてもノイズ低減処理により、低輝度下でも鮮明さとシャープな輪郭を忠実に再現できます。 3.快適な撮影を実現する、基本性能と操作性 39点のフォーカスポイントを採用したAFシステム D7000と同一のマルチCAM4800DXオートフォーカスセンサーモジュールを搭載し、高密度39点のフォーカスポイントにより、撮影領域を広くカバーするので、スポーツなどの動きの速い被写体も的確に捕捉、追尾します。使用頻度の高い中央部9点にはクロスタイプセンサーを採用し、高い被写体捕捉性能、合焦性能を実現します。フォーカスポイントは11点に限定することもできます。 2016分割RGBセンサーを搭載したシーン認識システム シーン認識システムは、「2016分割RGBセンサー」で撮影シーンの明るさ、色などの情報を詳細に分析し、オートフォーカス、自動露出、i-TTL-BL 調光、オートホワイトバランスの最適な制御を実現しています。特に3D-トラッキング時では、動く被写体でも的確に追尾します。被写体判別では、D5100より小さなサイズの被写体が検出できます。また、ライブビュー時、動画撮影時の顔認識AFや静止画再生時の顔の拡大再生では、それぞれ最大35人までの人物の顔を認識します。 最高約5コマ/秒※の高速連続撮影 最高約5コマ/秒までの高速連続撮影が可能で、光学ファインダー使用時でも、ライブビュー時でも、撮りたい瞬間を逃しません。また、レリーズモードを低速連続撮影に設定すると人物の自然な表情など特定のシーンに最適な約3コマ/秒の連続撮影も使用できます。 ※フォーカスモードがマニュアルフォーカス、撮影モードがS(シャッター優先オート)またはM(マニュアル)、1/250秒以上の高速シャッタースピード、その他が初期設定時 4.自由なアングルから簡単に撮れるバリアングル液晶モニター 約92万ドットの広視野角3型液晶モニターは、大きくて見やすく、クリアーな視認性を確保しています。横開き方式バリアングルを採用し、三脚使用時でも液晶モニターが三脚と接触しません。開閉は左側に0~180度、回転は開いた状態で時計回りに90度、反時計回りに180度可動するため、ローアングルからハイアングル、自分撮りまで自在なアングルで撮影できます。 5.1920×1080:60iのフルHD対応、高画質な動画撮影ができる「Dムービー」 シャッターボタンの脇にある「動画撮影ボタン」を押すだけで、1920×1080:60iの高画質なフルHD動画撮影ができる「Dムービー」を搭載しています。有効画素数2410万画素の新開発ニコンDXフォーマットCMOSセンサーと、高速画像処理エンジン「EXPEED 3」により、動画撮影でもノイズやジャギー、モアレを抑えた鮮鋭感のある画像を提供します。また、コントラストAFでのピント合わせができ、AFモードを常時AFサーボ(AF-F)に、AFエリアモードをターゲット追尾AFに設定すると、動き回る被写体も追従してピントを合わせ続けます。自分好みで撮影したい場合には、シャッタースピードとISO感度のマニュアル設定※も可能です。フレームレートは60i、50i、30p、25p、24pから選択できるほか、ステレオマイクを内蔵しており、高音質な録音も可能になりました。また、別売のステレオマイクロフォンME-1によるステレオ録音もできます。 ※設定できるシャッタースピードは動画のフレームレートにより異なります。設定できるISO感度はISO200~6400およびHi 0.3~Hi 2 です。 6.撮影時のメニュー設定で、クリエイティブな映像表現を可能にする「スペシャルエフェクトモード」 静止画、動画にかかわらず、液晶モニターの表示画像でリアルタイムに確認しながら、撮影時にカメラ本体で演出効果を選択、設定できます。映画のワンシーンのような演出効果を手軽に楽しめ、オリジナリティー溢れる世界を表現したいというユーザーの創作意欲に応えます。 「D5200」には、「セレクトカラー」「カラースケッチ」「ミニチュア効果」「ナイトビジョン」「シルエット」「ハイキー」「ローキー」が組み込まれており、「セレクトカラー」「カラースケッチ」「ミニチュア効果」は、「画像編集メニュー」で撮影後に設定することもできます。 7.スマートデバイスとの連携が可能なワイヤレスモバイルアダプター「WU-1a」(別売)対応 ワイヤレスモバイルアダプター「WU-1a」を装着することで、「D5200」で撮影した静止画や動画をスマートデバイスと簡単に共有できます。スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスの画面上でライブビューの画像を確認しながらリモート撮影可能。また、「D5200」で撮影した画像をスマートデバイスにワイヤレスで転送することができます(動画撮影には非対応)。「WU-1a」を活用すれば、「D5200」で撮影した写真を、家族や友人にいつでもどこからでも転送できるほか、ブログやSNSにアップロードすることも可能となり、撮影後の楽しみが広がります。 ●事前にスマートデバイスに「Wireless Mobile Adapter Utility」(各スマートデバイスのアプリストアから無料でダウンロード可能)をインストールする必要があります。 ●「D5200」のその他の特長 ・端子カバー、パワーコネクターカバーもボディーに合わせたカラーバリエーション(「ブラック」「レッド」「ブロンズ」) ・操作性、機能性、ホールド感に優れた、質量(重さ)約555g※小型・軽量ボディー ・直感的な操作が可能な新グラフィックユーザーインターフェース(GUI) ※バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く。 ●ワイヤレスリモートコントローラー「WR-R10」、「WR-T10」発売概要 商品名: ワイヤレスリモートコントローラー「WR-R10」 希望小売価格: 7,350円(税抜7,000円) 発売予定: 2012年12月 商品名: ワイヤレスリモートコントローラー「WR-T10」 希望小売価格: 5,250円(税抜5,000円) 発売予定: 2012年12月 ●快適なリモート撮影が可能なワイヤレスリモートコントローラー「WR-R10」「WR-T10」を発売 「D5200」のほか、10 ピンターミナルやアクセサリーターミナルを装備したニコン一眼レフカメラにも使用可能な、電波によるリモートコントロールシステムです。赤外線によるリモートコントローラーに比べ、指向性が低く到達距離が長いことが特長です。送受信間に木などの遮蔽物があっても快適なリモート撮影が可能です。 「WR-T10」(送信機)から、「WR-R10」(送受信機)を装着したカメラのワイヤレスリモート撮影が可能。「WR-T10」 のシャッターボタンは、カメラのシャッターボタンと同様に機能するため半押しによるオートフォーカスの作動のほか、連続撮影、カメラ側の動画撮影や静音撮影の機能も使用できます。「WR-R10」を複数のカメラに装着すれば、複数カメラのシャッターをいっせいに切ることができます。 また、「WR-R10」をカメラに装着した1台のカメラをマスターとして、「WR-R10」を装着した複数のカメラのシャッターをいっせいに切ることもできます。 「WR-R10」「WR-T10」のリモートコントロールシステムを活用し、一人の撮影者が複数のカメラで、異なるレンズを装着して撮影したり、「D5200」のバリアングル液晶モニターをいかしてさまざまなアングルで被写体を狙ったり、これまでにない多彩な撮影を可能とします。 ニュースリリース全文および主な仕様は、下記のURLからご覧いただけます。 http://www.nikon.co.jp/news/2012/1106_d5200_01.htm

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