大京穴吹建設 「VR技術を導入したマンション共用部改修工事提案」を開始
改修工事後のイメージを共有し、管理組合の合意形成を促進
大京グループの工事事業を手掛ける株式会社大京穴吹建設(本社:東京都渋谷区、社長:眞鍋 忠晴、以下「大京穴吹建設」)は、2018年1月より「VR技術を導入した共用部改修工事提案」を開始しますので、お知らせいたします。これは、修繕工事を計画中のマンションの共用部において、共用部改修工事の提案内容をVR(仮想現実)画像で確認することができるサービスであり、改修工事後のイメージを理事会等の代表者だけでなく管理組合員全員で共有することができるようになるものです。
大京穴吹建設は、当該サービスを通して、管理組合員が改修工事に対して自発的に参加するようになることや管理組合の合意形成を促進すること等に寄与することを目指します。
■VR技術の導入背景
大京穴吹建設は、2013年7月から展開してきた修繕工事ブランド「Plusidea(プラシディア)」の一環として、多くの場合有償となる共用部改修工事の設計図やパース等を管理組合へ無償提供し、改修工事後の状態をイメージしたいというお客さまのニーズに応えてきました。
しかしながら、大規模修繕工事における管理組合の意思決定は「理事会や修繕委員会等の代表者が審議の中心となり、総会で承認を決議する」という流れで進めることが多いため、「修繕工事の議論の段階で管理組合員全員が参加することは難しい」という課題は残ったままでした。
そこで、大京穴吹建設は、VR画像で修繕工事後のイメージを疑似体験していただくことに加え、QRコードを通して管理組合員がいつでもVR映像を確認できるようにすることにより、より多くの管理組合員に修繕工事に関する議論に参加していただくことを目指しました。
【VR映像(イメージ)】
大京グループでは、2016年10月に発表した「大京グループ中期経営計画」において、「ストック型社会の実現に向け、不動産ソリューションで新たな価値を創造し次世代に継承される社会の資産を蓄積する」ことを目指しています。
「VR技術を導入したマンション共用部改修工事提案」を通じて、マンションの共用部に居住者の皆さまの声を反映し、マンション全体の価値向上につなげられるよう努めてまいります。
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