芝浦工業大学 -- EUの奨学金「エラスムス・プラス」に2件採択 ポーランドの大学と学生・教員・職員の相互派遣を実施 ~教員同士の交流を、大学間の連携へ発展させる~

芝浦工業大学

芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人) では、これまで世界各国の理工系大学などとの交流を積極的に行っており、ポーランドにおいては、ポーランドアカデミー科学技術大学(AGH)と連携協定を締結し、長きにわたり研究・人材交流を続けている。今回、これをさらに発展させるべく、2018年2月より、新たにポーランドのヤン・コハノフスキ大学およびウッチ工科大学と連携し、エラスムス・プラス協定に基づく化学分野を主とした相互派遣プログラムを実施する。  1年目は、ヤン・コハノフスキ大学と教員2名・職員1名・学生2名(ヤン・コハノフスキ大学からは学生1名)の、ウッチ工科大学とは教員1名の相互派遣を行い、教員による授業実施や職員のインターンシップのほか、学生の授業受講、研究室配属などを実施。学生・教職員の交流のみならず、長期的な学術交流を目指していく。  芝浦工業大学は、2014年に私立理工系大学で唯一「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」に採択された。2007年度は37名であった学生の海外留学送り出しも、10年後の2016年度は年間1,070名(約29倍)まで増え、今後も全学生が在学中に海外留学経験ができるよう、海外大学との連携拡大を進めていく。 ※Erasmus+  欧州連合(EU)が2014~20年の7年間で総額約150億ユーロの予算をつけ、のべ200万人以上の学生への奨学金付与やプロジェクトに参画する大学への財政支援を行い、国際交流の推進をはかるプロジェクト。ヨーロッパ・日本間の学生に対する短期留学は2017年度に181プロジェクトの申請があり、本学の今回の申請(学生2名)を含め84プロジェクト、合計515名が選出された(申請は欧州大学からのみ可)。 ◆背景  芝浦工業大学とポーランドとは、これまでもポーランドアカデミー科学技術大学との連携を推進しており、学生の留学や研究者の相互交流などにより関係を築いてきた。そして今回、ポーランドのヤン・コハノフスキ大学とウッチ工科大学と、教員間での共同研究を行っていた関係をさらに発展させるため、2017年度に大学間での連携協定を締結した。さらに、この度両大学からのエラスムス・プラスへの事業申請により、今回の相互派遣が実現した。本協定より、大部分の旅費・滞在費が補助されるため、研究や学習に専念することが可能となる。 ◆プログラム内容 ヤン・コハノフスキ大学(Jan Kochanowski University)  教員2名 期間:9日間 派遣内容:8時限以上の授業を実施  職員1名 期間:9日間 派遣内容:特定の部署でインターン実施  学生1名 期間:1セメスター(約半年) 派遣内容:単位取得目的の授業受講 ↑ ↓ 芝浦工業大学(Shibaura Institute of Technology)  教員2名 期間:9日間 派遣内容:8時限以上の授業を実施  職員1名 期間:9日間 派遣内容:特定の部署でインターン実施  学生2名 期間:1セメスター(約半年) 派遣内容:単位取得目的の授業受講、研究室配属含む ウッチ工科大学(Lodz University of Technology)  教員1名 期間:7日間 派遣内容:8時限以上の授業を実施 ↑ ↓ 芝浦工業大学(Shibaura Institute of Technology)  教員1名 期間:7日間 派遣内容:8時限以上の授業を実施  ヤン・コハノフスキ大学、ウッチ工科大学ともに2018年7月初旬までに実施予定。 ◆今後の展開  相互の研究交流を推進し、国際共同研究数の向上を目指す。また、より多くの学生に研究室配属型の留学を体験させることで、「世界に学び、世界に貢献するグローバル理工学人材の育成」を進めていく。 ▼本件に関する問い合わせ先  芝浦工業大学 経営企画部企画広報課  担当: 豊田  TEL: 03-6722-2900  E-mail: koho@ow.shibaura-it.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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