世界中の学生と授業をシェアする新しい学びのカタチ『COIL(コイル)』◇「第3回KU-COILワークショップ・国際シンポジウム」を開催~ 全国に先駆けて導入した地球規模の遠隔教育の成果を発信 ~ 関西大学

関西大学

関西大学では、情報通信技術(ICT)ツールを用いて海外大学の学生と共に学ぶことができるオンライン国際交流学習『COIL』に関する本学の取組み・成果を発信し効果を検証する、「第3回KU-COILワークショップ・国際シンポジウム」を、12月1日(金)から3日(日)に関西大学千里山キャンパスにて開催します。 【本件のポイント】 ・全国に先駆けてCOILを導入した本学のこれまでの取組み・成果の発信および効果を検証 ・新しいカタチの国際交流学習であるCOILを活用する利点や効果を徹底解説 ・文部科学省「大学の世界展開力強化事業」の項目にも挙げられている今注目の「COIL型教育」  COIL(オンライン国際交流学習:Collaborative Online International Learning)とは、情報通信技術(ICT)ツールを用いて、海外の大学に属する学生達とバーチャルに連携しながら、様々な分野のプロジェクトに取り組む新しい教育実践の方法です。MOOCSのような一方向となりがちな学習形態とは異なり、国内にいながら海外大学の学生とコミュニケーションを図り、共に学ぶことができます。  本学では、全国に先駆けて2014年にCOILを導入しました。以来、世界10ヶ国・17大学のネットワークを活用し、現在開講中のものを含めのべ46科目でCOILを活用した授業を実施してきました。文部科学省の2018年度概算要求では、「大学の世界展開力強化事業」の項目においてCOIL型教育を活用した米国、ASEAN諸国等との大学間交流形成支援が盛り込まれており、世界で活躍する優れた人材の育成や日本人学生の海外交流を促進する国際教育および国際学習ツールとして注目されています。  今回のワークショップ・シンポジウムでは、第1日にキックオフワークショップ、第2日にシンポジウム・講演会、第3日には英語による科目開講ワークショップを予定しています。いずれも国内外から国際教育の専門家をお招きし、講演・議論します。 <第3回KU-COILワークショップ・国際シンポジウム 概要> 【第1日】 キックオフワークショップ(先着50名程度)      <日 時>12月1日(金)13:30 ~ 17:00      <場 所>関西大学千里山キャンパス 尚文館501講義室 【第2日】 シンポジウム・講演会(先着100名程度)      <日 時>12月2日(土)13:00 ~ 18:00      <場 所>関西大学千里山キャンパス 尚文館マルチメディアAV大教室 【第3日】 英語による科目開講ワークショップ(先着20名程度)      <日 時>12月3日(日)9:30 ~ 16:50      <場 所>関西大学千里山キャンパス 第2学舎1号館2階 Mi-Room 【備 考】 プログラム等の詳細は下記をご参照ください。なお、使用言語は全て英語となります。 -------------------------------------------------------------------------- 「第3回KU-COILワークショップ・国際シンポジウム」開催詳細 -------------------------------------------------------------------------- 【名 称】 第3 回KU‐COILワークショップ・国際シンポジウム 「CONTEMPORAL PEDAGOGY AND ASSESSMENT METHODS IN INTERNATIONAL EDUCATION」 【目的・趣旨】  関西大学では、2014年12月、オンライン国際交流学習COIL(Collaborative Online International Learning)プロジェクトのキックオフイベントとして国際シンポジウムを開催しました。さらに、2015年12月には同プロジェクトの更なる拡大をめざし、「KU-COIL Workshop and Symposium2015」を実施するなど、COILを活用した海外パートナーと連携した授業をはじめ様々な取り組みを実践してきました。今回のシンポジウムでは、この教育実践の効果の検証についても考えていきます。 今回は、COILに関するこれまでの取組みおよびその成果について広く学内外へ発信し、また学内外の教職員の更なる理解促進を目指すとともに、この教育(学習)方法と関連性の高い英語で開講する科目(English Mediated Instruction/EMI)の開講についても考えます。そこで、EMIに関心を持つ教員を中心に広くトレーニングを提供するため、ワークショップを実施します。 【COIL(オンライン国際交流学習:Collaborative Online International Learning)とは?】  情報通信技術(ICT)ツールを用いて、海外の大学に属する学生達と様々な分野のプロジェクトをバーチャルに連携しながら実施します。MOOCSのような一方向となりがちな学習形態とは異なり、国内にいながら海外大学の学生と意思疎通を図り、共に学ぶことができる新しい教育実践の方法です。 ・詳細URL   http://www.kansai-u.ac.jp/Kokusai/coil_2/ 【COILを活用する利点】 ・海外の高等教育機関(協定大学など)との、より具体的な関係構築の手段として非常に有効 ・学生達が自分たちでは目を向けない国や地域にも触れることができる機会を提供 ・留学や海外に関心が薄い学生層および潜在層に、積極的な推進を行う上でCOIL体験が役立つ ・教師のサポートの下、バーチャルな環境で外国語でのコミュニケーション能力および異文化対応 能力を涵養できる教育手法 ・派遣留学に参加できない日本人学生にとって、異文化間コミュニケーションの経験を提供し、将来の就職活動等に役立てることができる 【KU-COILネットワーク(パートナー大学)】 ・ニューヨーク州立大学オスエゴ校(アメリカ) ・ニューヨーク州立大学アルスター校(アメリカ) ・ニューヨーク州立大学ナサウ校(アメリカ) ・ニューヨーク州立ファッション工科大学(アメリカ) ・グラスゴー・カレドニア大学(スコットランド) ・正修科技大学(台湾) ・亜洲大学(台湾) ・国立宜蘭大学(台湾) ・マレーシア国際イスラム大学(マレーシア) ・マレーシア大学パハン校(マレーシア) ・ソールブリッジ・インターナショナルビジネス大学(韓国) ・モンテレイ大学(メキシコ) ・モンテレイ工科大学(メキシコ) ・アル・アザールインドネシア大学(インドネシア) ・パンヤピワット経営大学(タイ) ・天津师范大学(中国) ・ダルエスサラーム大学(タンザニア) (2017年5月現在) 【日 程】  12月1日(金)~ 3日(日) 【場 所】  関西大学千里山キャンパス 尚文館(第1日および第2日)、第2学舎1号館(第3日)  (大阪府吹田市山手町3-3-35 阪急千里線「関大前駅」下車 徒歩約10分) 【プログラム】  <第1日:12月1日(金) キックオフワークショップ>   13:30~15:30 「Collaborative Online International Learning as International Education 2.0」              Dr. Jon Rubin (COIL Consulting)              池田 佳子 教授(関西大学/国際教育センター副センター長)   16:00~17:00 「BEVI(Beliefs, Events, Values Inventory)as an Effective Tool to Portray              Students'Learning Gain through International Programs」              西谷 元 教授(広島大学/BEVI‐j)              Craig N. Shealy, Ph.D(James Madison University/BEVI)    <第2日:12月2日(土) シンポジウム・講演>   13:00~14:00 開会式(主催者挨拶) 芝井 敬司 関西大学学長              来賓挨拶              駐大阪・神戸米国総領事 Karen Kelley氏              文部科学省(予定)              KU-COILの紹介   14:00~15:00 基調講演「Building the International Partnerships that COIL Deserves」              Susan B. Sutton, Ph.D (コンサルタント(国際教育・高等教育の国際化))   15:00~16:00 基調講演「Expanding Access to Global Learning through COIL」              Heather H. Ward (米国教育協議会)   16:00~17:00 ポスター・セッション            「COIL Practices at Kansai University & Internationalization at Home through COIL like practices」   17:00~18:00 パネルディスカッション            「Students'Learning Gain through Internationalized Curriculum and Programs」              Susan B. Sutton, Ph.D、Heather H. Ward、Dr. Jon Rubin、              池田 佳子 教授、西谷 元 教授、Craig N. Shealy, Ph.D  <第3日:12月3日(日) 英語による科目開講(EMI)ワークショップ>   「少人数クラスのプランニングとマネジメント」ブリティッシュ・カウンシル    9:30~11:00 教室で使う英語   11:10~12:40 クラスルームマネジメント   13:40~15:10 受講生中心のアプローチ   15:20~16:50 プランニングとステージング ※本ワークショップ・国際シンポジウムの進行は、英語にて行います。 【対象者】 主として国内外の高等教育関係者(教育機関、企業を含む) ※申込は終了しています。  【主 催】 関西大学 【後 援】 文部科学省 【第3 回KU‐COILワークショップ・国際シンポジウム ホームページ】 https://supportkucoil.wixsite.com/kucoilsympo17jp ▼本件に関する問い合わせ先 総合企画室 広報課 石田、寺崎 住所:大阪府吹田市山手町3-3-35 TEL:06-6368-1131 FAX:06-6368-1266 メール:kouhou@ml.kandai.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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