徳島文理大学の学食で学生考案のジビエ料理「シカ肉メニュー」を販売 -- 1月25日に「徳島COCプログラム報告会」も開催

徳島文理大学

徳島文理大学(徳島市山城町)は、徳島県でも問題となっている野生鳥獣被害の軽減を目指した取り組みを2015年から進めており、2016年4月からは短期大学部生活科学科食物専攻の学生らが野生鳥獣肉の有効活用としてジビエ料理の開発に取り組んでいる。1月25日(水)には「徳島COCプログラム報告会」のほか、学生が考案したシカ肉メニューを限定100食で販売する。学生以外も利用可。  短期大学部生活科学科 食物専攻の学生は2016年4月からシカ肉料理の開発に取り組んでおり、学生食堂でシカ肉料理を提供するため、さまざまな取り組みを行ってきた。  7月には徳島県から「うまいよ!ジビエ料理店」(※)に認定されている「四季美谷温泉」を訪問し、同館の中田料理長からシカ肉の処理の仕方や学生が考案したシカ肉メニューについて指導を受けた。また10月には、徳島県森林管理署の方々立ち会いのもと食害防止のネット張りの現場を視察し、その後、木沢シカ肉加工施設でシカ肉の解体についての講習を行った。  そして11月、シカ肉考案メニュー第1弾を限定100食で販売。多くの方から好評を得て、完売することができた。  これらの取り組みが評価され、このたび学生食堂「パウゼ」が徳島県から「うまいよ!ジビエ料理店」に認定された。  こうした中、1月25日(水)に「徳島COCプログラム報告会」としてこれらの取り組みに関する報告会を開催。一連の活動をポスター形式でまとめ、担当教員と学生が報告する。また、報告会の後には学生食堂「パウゼ」で学生が考案した「シカ肉丼」と「シカ肉のミートボール」のセットメニューを限定100食で販売。今回は、食物専攻の学生数名が食堂スタッフと一緒に提供に携わる。  なお、このメニューは同大が参加している「TABLE FOR TWOプログラム」として販売する。このプログラムは、食事代の一部である20円をアフリカの学校給食支援として寄付し、カロリーを抑えた食事を提供することで、「先進国の肥満」と「開発途上国の飢餓」を同時に解決することを目指す取り組みである。  シカ肉メニューの販売と報告会の概要は下記の通り。 ◆シカ肉メニューの販売と報告会 【日 程】 1月25日(水) ■報告会 ・時 間: 11:10~11:40 ・場 所: 7号館学生食堂「パウゼ」1F ■シカ肉メニュー ・提供開始: 報告会参加者はポスター発表終了後 一般は12:00~ ・場 所: 7号館「パウゼ」2F ※学食自体は10時30分より営業しておりますが、シカ肉考案メニューの提供は12時からです。報告会参加者の皆さんにはポスター発表終了後より先行して提供します。 ・販売数: 限定100食(学生以外の方もご利用いただけます) ・金 額: 440円(このうち20円がTABLE FOR TWOプログラムを通じて寄付されます) ・メニュー: シカ肉丼、シカ肉のミートボール (※)「うまいよ!ジビエ料理店」  「徳島県シカ肉・イノシシ肉処理衛生管理ガイドライン」に則した処理加工施設で適切に処理された、安全・安心なシカ肉等と県産の食材や調味料等を使用した地域色豊かな料理を提供する飲食店を徳島県が認定するもの。  参考URL「とくしま鳥獣被害対策情報広場 内」   http://www.pref.tokushima.jp/chouju/jibie/ ▼本件に関する問い合わせ先  徳島文理大学短期大学部生活科学科 食物専攻  准教授 長尾 久美子  TEL: 088-602-8056(直) 【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

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