AR(拡張現実)を活用したiPhone/iPadアプリで現在の町並みと連動。修学旅行生向けの平和学習公式ツールとしても展開予定。
Nagasaki Archive 制作委員会(代表:首都大学東京准教授 渡邉英徳)は、長崎における被爆者の顔写真と体験談、そして被爆当時から現在に至る風景をデジタル地球儀「Google Earth」上で世界に伝えるオンライン・アーカイブ「Nagasaki Archive」(2010年7月22日公開)の大幅なバージョンアップについて、2012年8月2日(木)正式に発表いたしました。
「Nagasaki Archive」の発表以後取り組んできた「Hiroshima Archive」(2011)や「東日本大震災アーカイブ」、「沖縄平和学習アーカイブ」(2012)の実績、知見を元に、資料の追加による内容の充実と新たな技術の適用による使いやすさの向上、また、iPhone/iPadとの連携による、現実の風景とリンクした被爆資料の閲覧を可能にしました。
なお、今回のバージョンアップは、(社)長崎県観光連盟と(社)長崎国際コンベンション協会による合同団体「ナガサキ・アーカイブ実行委員会」の業務委託として実施されており、今後「Nagasaki Archive」は他県からの修学旅行生向け平和学習ソフトとして活用される予定です。
「Nagasaki Archive」URL
http://nagasaki.mapping.jp/
※当コンテンツの閲覧にあたっては、「Google Earth」プラグイン(無料)、もしくは「Google Earth」のインストールが必要となります。