<子供の歯並び・矯正治療に関する意識調査>  「子供の歯並びが良くない」62.3%、 子供の歯並びを未治療の親:「治療の必要性を感じても、子供の意向がなければ治療しない」63.1%

アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社

子供の歯並びを未治療の親は、「子供の矯正治療をしたいと思う」(69.2%)も、
「治療の必要性を感じても、子供の意向がなければ治療しない」(63.1%)傾向

 透明なマウスピース装置(アライナー)による矯正歯科治療「インビザライン・システム」を提供するアライン・テクノロジー・ジャパン株式会社(東京都目黒区、代表取締役:福村敏夫)は、10~15歳の子供を持つ親300名を対象に「子供の歯並びと矯正治療に関する意識調査」を実施しました。  調査結果から、子供の不正咬合(良くない歯並び)の割合(62.3%)や、矯正治療率(30.5%)が明らかになりました。また、子供の歯並びを未治療の親も、69.2%が「子供の矯正治療をしたいと思う」と回答し、治療への関心を示しています。  一方で、子供の歯並びを未治療の親は「治療の必要性を感じても、子供の意向がなければ治療しない」(63.1%)と考えており、子供の歯並びを治療した親が「治療の必要性を感じれば、子供の意向に関わらず治療する」(71.9%)と考えていることと逆の傾向が表れました。 ■ 調査結果 概要 <子供の歯並び・矯正治療の状況>  ・ 「もともと歯並びが良い」 37.7%  ・ 「歯並びが良くなかったが、矯正治療した」 19.0%  「治療していない」 43.3%  ・ 歯並びが良くない子供の矯正治療率は30.5% <子供の歯並びを未治療の親の考え>  ・ 「子供の矯正治療をしたいと思う」 69.2%  ・ 「矯正治療は子供のうちに行った方が有効だと思う」 76.2%  ・ 「治療の必要性を感じても、子供の意向がなければ治療しない」 63.1% <子供の歯並びを治療した親の考え>  ・ 「治療の必要性を感じれば、子供の意向に関わらず治療する」 71.9% <矯正治療を検討する上での親・子供の懸念点>  ・ 親の懸念は、1位 「治療費」、 2位 「治療期間」、 3位 「治療装置の見た目」  ・ 子供は、1位 「治療装置の見た目」、 「治療中の痛み」、 3位 「治療中の食事」 ■ 調査結果 詳細 <子供の歯並び・矯正治療の状況>  10~15歳の子供を持つ親300名に、子供の歯並びについて質問したところ、「(もともと)歯並びが良い」37.7%(113名)、「歯並びが良くなかったが、矯正治療済み/治療中」19.0%(57名)、「歯並びが良くないが、治療していない(未治療)」43.3%(130名)と回答しました。もともと歯並びが良くない子供は全体の62.3%(187名)で、そのうちの矯正治療率は30.5%という状況です(図1)。 <子供の矯正治療についての親の考え>  次に、子供の歯並びが良くないが未治療の親(130名)を対象に、子供の矯正治療についての考えを質問したところ、「子供の矯正治療をしたいと思う」69.2%(90名)、「矯正治療は子供のうちに行った方が有効だと思う」※76.2%(99名)と回答しました。子供の歯並びを未治療の親も、矯正治療への関心は高いことが示されています(図2)。 ※ 「あてはまる」・「ややあてはまる」・「どちらともいえない」・「あまりあてはまらない」・「あてはまらない」の5つの選択肢のうち、「あてはまる」・「ややあてはまる」と回答した割合。  さらに、子供の矯正治療について、治療の必要性と子供の意向のどちらを重視するか質問したところ、子供の歯並びを未治療の親は「治療の必要性を感じても子供の意向がなければ治療しない」(63.1%)、子供の矯正治療をした親は「治療の必要性を感じれば子供の意向に関わらず治療する」(71.9%)と、それぞれの考えに逆の傾向が表れました(図3)。矯正治療を検討する上で子供の意向が重要なポイントとなっていることが伺えます。 <矯正治療のハードル>  また、子供の歯並びを未治療の親に、矯正治療を検討する上での自身(親)と子供それぞれの懸念点について質問したところ、親の懸念点は1位「治療費」79.2%(103名)、2位「治療期間」62.3%(81名)、3位「治療装置の見た目」42.3%(55名)、子供の懸念点は1位「治療装置の見た目」65.4%(85名)、同「治療中の痛み」65.4%(85名)、3位「治療中の食事」40.0%(52名)が複数回答で上位に挙げられました(図4)。 ◇昭和大学歯学部歯科矯正学教室主任教授・槇宏太郎先生のコメント  「海外に比べて日本の矯正治療率はまだまだ低いのが現状ですが、歯並び・矯正治療への関心は年々高まっています。お子様の歯並びを治療していない親御さんも、お子様の歯並びに無関心というわけではなく、お子様の意向を尊重しているからこそ治療に踏み切れていない状況のようです。お子様の歯並びに治療の必要性を感じているのであれば、まずは相談だけでも矯正歯科を受診することをお勧めしますが、矯正治療を行う際にはお子様本人のモチベーションもとても重要です。最近は、従来のワイヤー・ブラケット装置以外にも、透明で目立たない矯正装置が普及しており、食事や歯磨きの際には取り外しも可能ですので、お子様と相談しながら最適な治療方法を検討してみてはいかがでしょうか」 ■ 調査実施内容  調査方法: インターネットリサーチ会社によるアンケート調査  調査対象: 10~15歳の子供を持つ親 300名  調査期間: 2011年3月 (本プレスリリースは5月16日に報道関係者向けに配布された資料の再アップロードです)

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