祇園祭の山鉾のひとつ「綾傘鉾」に、佛教大学の学生がボランティアスタッフとして参加。6月26日(日)には宵山などで販売する「ちまき」制作の手伝いをする。
祇園祭はかつては「祇園御霊会」とよばれ、平安後期、京の都に蔓延する疫病の原因とされた恨みを持つ死者の怨霊、すなわち御霊を都の外へ送ることを目的として始められた祭りである。
この祇園祭に、佛教大学歴史学部発展科目「祇園祭研修」を受講している同大の学生が、京都の夏祭りである「祇園祭」の歴史と民俗について学んだ後に、ボランティアスタッフとして参加する。
この取り組みは、同大歴史学部八木透教授が、祇園祭山鉾の一つである綾傘鉾保存会理事を務めている関係から、同大学生の参加が実現し、ちまき入れ、鉾建て、そしてクライマックスの宵山と山鉾巡行に参加している。
今回は、祇園祭綾傘鉾のスタッフとして、綾傘鉾で販売する粽(ちまき)を保存会の方々と一緒に制作する。学生の参加予定人数は約50名。
《ちまき入れ作業概要》
【日 時】 2016年6月26日(日) 午前9時頃~12時頃
【場 所】 大原神社(京都市下京区綾小路通室町西入ル善長寺町)横
綾傘鉾保存会理事長 寺田様宅ガレージ
【内 容】 粽の原料の熊笹に護符「厄除・結縁・大原神社守護・綾傘鉾・粽」を制作予定
【参考HP】 綾傘鉾保存会(
http://ayakasahoko.com )
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