市民団体と学生による東日本大震災復興支援イベント開催
震災から5年 希望の灯として和紙&毛糸のランタン点灯
文京学院大学は、市民ボランティアふじみ野を中心とするつなげよう復興へ希望の光実行委員会の一員として、2016年3月11日(金)に、復興支援イベント「東日本大震災から5年 被災地を忘れない つなげよう復興へ 希望の光 3.11」を、埼玉県ふじみ野市の上福岡駅西口ココネ広場で開催します。 本イベントは、埼玉県ふじみ野市の市民団体とともに本学学生が協働して企画・運営を行っており、2013年から今年で4回目の開催となります。昨年は約400人がイベントに参加しました。今年は震災から5年の節目となり、5年間を振り返る写真パネル、前回好評だった「『未来』メッセージボード」を展示します。メッセージボードは当日のイベント参加者のメッセージで完成させていくものです。また、今年新たな取り組みとして、キャンドルアートに手作りの和紙ランタンと毛糸ランタンを使用します。このほか、献花や被災地の自立支援に向けた特産品の販売、追悼の音楽ライブ等も予定しています。 文京学院大学からは昨年から引き続き、人間学部が取り組んできた生産者と消費者を結びつける活動の一環として、福島県の果樹園支援から生まれた「文京輪イン」の活動を紹介し、特産品を買ってくださった方々へのお礼として、ワイン一杯をプレゼントします。人間学部は、2006年から福島県で都市農村交流事業を積極的に展開しており、東日本大震災以降は、学生と教職員がさらに一体となり、大学だからこそできる支援を推進しています。 【 イベント注目のプログラム 】 1.献花台への道しるべ、和紙と毛糸のランタン点灯 今年も祈りと記憶の灯として、キャンドルアートを実施します。今回は数十個の和紙と毛糸で作成したランタンに灯りをともし、参加者を献花台へと導く道しるべとなる予定です。 2.縦180 cm×横300 cm 「未来」のメッセージボートが当日完成 東日本大震災復興への希望を象徴する言葉として「未来」を、葉型のメッセージカードで表現します。学生と市民団体が東北地方でボランティアを行った際や東北を訪ねた際の写真や新聞記事を展示し、その最後にメッセージカードが集結して「未来」という文字が浮かびあがります。このメッセージひとつひとつは、当日参加者の方々に書いていただくものです。 3.支援のお礼として東北復興支援ワイン「文京輪イン」(福島産)を提供 2014年2月から、本学人間学部中山ゼミの有志学生は、風評被害や後継者不足に悩む福島県郡山市の「菅野ぶどう園」でぶどう作りをサポートしてきました。収穫されたぶどうを使い、今年2月に完成した東北復興支援ワイン「文京輪イン」を、イベント当日に、物品を購入した方は無料で一杯お飲みいただけます。「文京輪イン」は、福島の農業の現状や農産物の安全性などを広く知っていただくことを目的として、学生のぶどう作り支援を記録したブログのQRコードをラベルに印刷しています。 ●学生のぶどう作り支援を紹介するブログ http://www.u-bunkyo.ac.jp/blog/bunkyo-wine/index.html 【 「東日本大震災から5年 被災地を忘れない つなげよう復興へ 希望の光 3.11」 実施概要 】 主催: つなげよう復興へ希望の光実行委員会(構成団体:市民ボランティアふじみ野、文京学院大学環境教育研究センター、花と緑の部会、舟運ふじみんの郷、結・さいたま、エコ田んぼビオトープNORA、石巻支援OMの会、石巻華の会、石巻なごみの会、お話し相手ボランティアえがお、波之上楽団、ペーパームーン) 後援: 埼玉県ふじみ野市 協力: 埼玉県労働者福祉協議会、さいとう製菓株式会社、福島県郡山市逢瀬町の農家の方々、岩手県大船渡市の鳥羽氏、fleur KALIN 日時: 2016年3月11日(金) 14:30~19:30 会場: 埼玉県ふじみ野市 ココネ広場(東武東上線「上福岡」駅西口前) 内容: <タイムスケジュール> 14:30 イベント開始 14:46 黙祷 献花開始 「『未来』メッセージボード」募集開始 18:00 和紙ランタン、毛糸ランタン点灯 三陸地方・福島県特産品の販売開始 (物品を購入された方に、文京学院大学オリジナル東北復興支援ワイン「文京輪イン」を一杯プレゼント) 18:10 音楽ライブ(ふじみ野市を中心に活動する夫婦デュオ「ペーパームーン」) 音楽ライブ(ふじみ野市を中心に活動する4人組「波之上楽団」) 19:30 イベント終了 <物品販売> ・かもめの玉子 ・焼き牡蠣&ホタテ ・気仙沼復興マルシェから小野寺商店「海ごはん」 ・岩手県の郷土料理 はっと汁 ・石巻華の会の手芸品、わかめの販売 ・福島県 逢瀬の野菜販売 など、東北地方特産品などの販売 *イベントは現在の予定であり、実施時間など急遽変更する可能性がございます。 本件に関する報道関係者様のお問い合わせ先 文京学院大学(学校法人文京学園 法人事務局総合企画室) 三橋、谷川 電話番号:03-5684-4713< 文京学院大学について >
1924年、創立者島田依史子が島田裁縫伝習所を文京区に開設。教育理念「自立と共生」を根源とする先進的な教育環境を整備し、現在は、東京都文京区、埼玉県ふじみ野市にキャンパスを置いています。外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院に約5,000人の学生が在籍する総合大学です。学問に加え、留学や資格取得、インターンシップなど学生の社会人基礎力を高める多彩な教育を地域と連携しながら実践しています。