アストンマーティンVantageがオースティンで優勝、The Heart of Racingはダブル表彰台を獲得
- アストンマーティンVantage、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ開催のローンスター・ル・マンで2026年WEC初勝利
- The Heart of Racing、ホームレースにてFIA世界耐久選手権初のダブル表彰台
- ザック・ロビションとマティア・ドルディにとっては初のWEC優勝、チーム代表イアン・ジェームズは3年ぶり2度目のCOTA優勝
- 土曜日開催の予選でTHORがフロントローを独占
- アストンマーティンのパートナーチームGrange Racing by FSRは、初めてアストンマーティンVantageで挑むシーズンでBritish GT GT4のPro-Amタイトルを獲得
2026年9月6日、オースティン(米国テキサス州):
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)開催のローンスター・ル・マンでアストンマーティンのパートナーチームThe Heart of Racingのイアン・ジェームズ(英国)、マティア・ドルディ(イタリア)、ザック・ロビション(カナダ)が優勝し、アストンマーティンの歴史の中で最も成功を収めているレーシングカーVantageが2026年FIA世界耐久選手権(WEC)にて初勝利を収めました。
米国を拠点とするThe Heart of Racingは、ポールポジションを獲得した23号車Vantage GT3のグレイ・ニューウェル(米国)、ドゥドゥ・バリチェロ(ブラジル)、ジョニー・アダム(英国)も3位に入り、初のWECダブル表彰台獲得を果たしました。この3名が表彰台に立つのは、6月のル・マン24時間レースでの3位に続き、3戦で2度目となります。
今回は初のWECフロントロー独占と、Vantageにとって輝かしい週末となりました。この傑出したGT3レーサーである最新世代Vantageは、ウルトラ・ラグジュアリー・ハイパフォーマンス・ブランドであるアストンマーティンが最も磨きあげたスポーツカーと同じメカニカル・アーキテクチャを採用し、アストンマーティンが誇る信頼性の高い接着アルミニウム構造シャシーをベースに、圧倒的なパフォーマンスを発揮する4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載しています。
グリッド2番手からスタートしたジェームズは、厳しい戦いとなった序盤の1時間にも冷静さを失わず、トラブルを避けながら首位争いができるポジションを維持し、2番手で27号車Vantage GT3をロビションに渡しました。ロビションは2時間目に先頭を走るポルシェを追い抜き、クラス首位に浮上し、力強いスティントを終えて仕上げをドルディに託しました。ドルディはレース終盤に出動したセーフティカーの重圧にうまく対処し、最後の45分にポルシェを引き離して、27号車VantageのCOTAにおける3年ぶり2度目の優勝を確保しました。
アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者のアダム・カーターは次のように述べています。「Vantageは見事なパフォーマンスで、パートナーチームのThe Heart of Racingは素晴らしい結果となりました。2026年、VantageはWECで高い競争力を発揮し続けていて、長く優勝を期待されていました。このような状況の中、THORの2台のドライバーたちが全員表彰台に上がっている姿は、この週末にマシンがどれほど優れたパフォーマンスを発揮できたのか、そしてチームがどれほど高いレベルで戦っているのかを明確に示していると思います」
23号車Vantage GT3は、ニューウェルとアダムの好調なスティントもあり、接戦が続いたレースの中で常に上位6位以内のポジションを維持していました。最後のセーフティカー後、23号車は激しい3番手争いに突入し、有望な若手バリチェロが6月のル・マン3位に続く3戦で2度目の表彰台を獲得しました。
ドルディはチェッカーフラッグを受けた後、次のように述べています。「これまで経験した中で最も厳しいスティントの一つだったと思います。ザックと私の交代で前のマシンをアンダーカットするというチームの戦略はとてもよかったと思います。優勝を目指して1シーズン半、常に何かしらに阻まれて目標を達成できずにいました。ようやく初勝利を挙げられたことと、23号車も3位に入ったことをうれしく思います。本当によかったです」
同じくWEC初勝利のロビションは次のように述べています。「今いちばん感じているのは安堵です。過去2年間、何度もあと少しというところまで行っていましたし、この結果にふさわしい努力もかなり重ねてきました。クリーンなレースであれば私たちに何ができるかが、証明されたと思います。今はまず自分たちをほめて、この瞬間を楽しみたいと思います」
THORのチーム代表でもあるジェームズは次のように述べています。「やっと重い荷を降ろせた感じがします。過去2シーズンとも今一歩及ばない中で、今回このように週末を通して全体的に素晴らしい成績を収めて1位と3位を獲得できたことは、このチームとチームの実力について雄弁に語っていると思います」
今回の成績により、The Heart of Racingの23号車はLMGT3チームのFIA耐久トロフィーの4位に浮上しました。3位の92号車ポルシェとは同じ49ポイントで、チャンピオンシップ首位とは27ポイント差となっています。優勝した27号車Vantageは、44ポイントで6位に上がりました。残り3戦で78ポイントの獲得が可能であるため、どちらもタイトルを狙える位置にあります。LMGT3ドライバーのFIA耐久トロフィーでは、ニューウェルとアダムが49ポイントで6位に入り、そこから5ポイント差のジェームズ、ドルディ、ロビションは9位に順位を上げています。
ブリティッシュGT4チャンピオンに
Grange Racing by FSRは2026年初めに新しく結成されたチームですが、雨に見舞われた今回の2時間レースで5勝目となる連続優勝を果たしました。ラベリーにとっては、ブリティッシュGTで華々しいデビューを飾ったシーズンとなりました。アストンマーティンのワークスドライバーであるターナーは、これまで2021年と2022年に先代Vantageでクラスタイトルを獲得し、今回は3度目のGT4 Pro-Amタイトル獲得になります。
現在のVantage GT4のブリティッシュGTタイトル獲得は、2024年にForsetti MotorsportがGT4のシルバークラスおよびチームのチャンピオンに輝いたのに続き、今回で3度目です。
ラベリーとターナーは、MK Racingのウィル・オートン(英国)とジェシカ・ホーキンス(英国)とともに、GT4の総合タイトルを狙える位置をキープしながら、9月26日~27日にブランズハッチで開催されるシーズン最終戦に臨みます。
こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
https://we.tl/t-oSSwMdLXC3mOTKwd
アストンマーティン・ラゴンダについて
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。
ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、Vanquish、DBXに加え、同社初のミッドエンジン・ハイブリッド・カーであるValhallaなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サステナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは「ブレンドドライブトレインアプローチ」による内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つというプランを描いています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。
ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。
2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。
