21名の交換留学生が体験する特別授業 外国にルーツを持つ子ども達と異文化交流
11月13日(金)、「たぶんかフリースクール 本校」(東京都荒川区)で開催
文京学院大学では、2015年11月13日(金)、交換留学生21名が、外国にルーツを持つ子どもたちの学びの場「たぶんかフリースクール 本校」を訪問し、特別授業に参加します。本取り組みは、日本におけるさまざまな社会問題を学ぶ「Social Development in Japan」の授業の一環として行われ、今年で4年目を迎えます。英語による出身国紹介のほか、本学留学生が企画する交流プログラム会を実施します。 【 交換留学生による訪問の目的と概要 】 本学では、海外の提携大学からの交換留学生に対し「国際連携教育プログラム」を毎年展開しています。今年は21名(アメリカ合衆国:15名、ブルガリア:2名、マレーシア:2名、ネパール:1名、トルコ:1名)が8月から12月までの間、学内外にて日本の文化や生活様式について学びます。 交換留学生が履修している授業の一つに「Social Development in Japan(日本の社会開発)」があります。日本におけるさまざまな社会問題(日本のジェンダー問題、地域のギャップ、高齢化社会、NPO法人の活動、子どもの人権など)を題材に座学にとどまらず、実地訪問することで学びを深めていきます。 今回訪問する特定非営利活動法人 多文化共生センター東京は、外国にルーツを持つ子どもへの教育支援を推進しており、その「たぶんかフリースクール」は、15歳以上もしくは母国で中学校を卒業して来日したため、公立中学校に入学できない学齢超過の子どもたちを対象に、日本語や教科を勉強し高校に入学するための学びの場と居場所を提供しています。 昨年に引き続き、交換留学生は、スライドを使用しての自国の生活や文化を英語で紹介するほか、英語を使ってのゲームを楽しみながら交流会を実施します。 【 当日のスケジュール 】 ■日時: 11月13日(金)14:00~16:00 ■場所: たぶんかフリースクール 本校(東京都荒川区西尾久6丁目9-7 旧小台橋小学校3階) ■参加対象:文京学院大学の留学生 21名 フリースクールの生徒 21名(出身国:中国・フィリピン) ■スケジュール: 14:00~14:30 多文化共生センターによる本学交換留学生へのレクチャー 14:30~14:40 フリースクールの授業見学 14:40~15:10 特別授業 交換留学生とフリースクールの生徒による自己紹介、交換留学生による出身国紹介 15:10~16:00 交流プログラム会(英語によるジェスチャーやカードゲームなど) 【 本件に関する報道関係者様のお問い合わせ先 】 文京学院大学(学校法人文京学園 法人事務局総合企画室) 三橋、谷川 電話番号:03-5684-4713< 文京学院大学について >
1924年、創立者島田依史子が島田裁縫伝習所を文京区に開設。教育理念「自立と共生」を根源とする先進的な教育環境を整備し、現在は、東京都文京区、埼玉県ふじみ野市にキャンパスを置いています。外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院に約5,000人の学生が在籍する総合大学です。学問に加え、留学や資格取得、インターンシップなど学生の社会人基礎力を高める多彩な教育を地域と連携しながら実践しています。