日本獣医生命科学大学(東京都武蔵野市/学長:鈴木浩悦)は、日東紡績株式会社(日東紡/代表執行役社長:林寿信)との共同研究の成果をもとに、自宅で簡単にネコの腎臓・膀胱の健康度をチェックできるアプリ・尿検査キット(サービス名:nekoPro®)を開発。2026年4月から獣医療機関向けに販売が開始される。
日東紡は2023年4月に新規事業創出センターを設立。ヒト・コンパニオンアニマル両方の健康課題に着目し、オープンイノベーションを通じて、スマートフォンをベースとした「自宅で健康状態や疾病罹患の兆候がチェック可能なアプリケーション」の開発を進めている。
2024年からは日本獣医生命科学大学の宮川優一准教授(獣医学科獣医内科学研究室第二)とともに、ネコの腎臓病と膀胱炎に関する共同研究を推進。このたび、産学連携による社会実装の第一弾となるサービス「nekoPro®」を上市した。
慢性腎臓病はネコの3頭に1頭が生涯に罹患し、早期発見と治療開始が望まれている。一方で、定期通院が難しい飼い主は全体の4割に達し、疾病罹患の兆候が見逃されてしまうケースが多い。
「nekoPro®」は、無料アプリと有償の尿検査キットから構成。医療機器の設計概念に基づいて国内企業との協業により開発され、第三者による外部機能評価をもとに改修を重ねた。スマートフォンで簡単・手軽に操作できる仕様になっており、飼い主は「nekoPro®」を使用することで「自宅で簡単、60秒で手軽にネコの腎臓・膀胱の健康をチェック」できる。また、検査データをかかりつけ医とLINE等で共有することで早期の治療介入が可能になる。サービスの概要は下記の通り。
■「nekoPro®」
・サービス名: nekoPro®
・販売元: 日東紡績株式会社
・販売チャネル: 獣医療機関を通じ通院者向けに販売
・販売予定価格: 3,000円前後(税抜)
・nekoPro® ホームページ:
https://www.nekopro-nittobo.com/
※本品は、ネコの健康状態を管理するための製品であり、慢性腎臓病・膀胱炎等の疾病の診断、治療または予防には使用できません。
(参考情報)ネコの慢性腎臓病について
ネコの腎臓病は3頭に1頭が生涯に罹患する疾患として知られている。また、ネコの飼育頭数は増加傾向にあり、高齢化による慢性疾患に罹患するネコの増加が想定されている。
この慢性疾患のうち、最も代表的な慢性腎臓病は特徴的な症状が出始めるのはステージが後期になってからであり、進行例においては完治が難しい疾患である。よって、より早期に疾病発生の兆候をつかみ、獣医師の診断を仰ぐことが、ネコと飼い主の両者にとって有益であると考えられる。
○宮川優一 准教授
《専門分野》獣医腎臓内科、獣医循環器内科
・獣医内科学研究室第二:
https://www.nvlu.ac.jp/veterinary-medicine/veterinaries_popup/%e7%8d%a3%e5%8c%bb%e5%86%85%e7%a7%91%e5%ad%a6%e7%a0%94%e7%a9%b6%e5%ae%a4%e7%ac%ac%e4%ba%8c/
●日東紡績株式会社HP
https://www.nittobo.co.jp/
(関連記事)
・日本獣医生命科学大学と日東紡績株式会社がネコの慢性腎臓病の早期発見・予防に関する共同研究を開始(2025.01.20)
https://www.u-presscenter.jp/article/12187
▼サービスに関するお問い合わせ先
日東紡 新規事業創出センター
E-Mail:c-soushutsu@nittobogrp.com
▼記事に関するお問い合わせ先
日本獣医生命科学大学 研究推進課
research@nvlu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/