セラニーズ社、メキシコにコマーシャル&テクノロジーセンターを開設

セラニーズジャパン株式会社

ラテンアメリカのメーカーに対する長期のコミットメントを示す投資

グローバルテクノロジーと機能性材料を提供するセラニーズ・コーポレーション (本社:テキサス州ダラス市、以下「セラニーズ社」)は、拡大する中南米の顧客サポートを目指して、このほどメキシコのケレタロ地区にコマーシャル&テクノロジーセンターを開設しました。同センターは自動車、家庭用電化製品、電子機器、医療機器、石油化学、航空宇宙の各産業、及びOEMメーカーとそのサプライヤーをサポートします。 エンジニアリング・ポリマー、食品素材、接着剤、塗料・コーティング剤、消費財といった成長市場の、製品の革新に関心の高いメーカーは、同センターの研究開発技術者と共に開発を進めることができるのみならず、エンジニアード・マテリアルズや化学中間体の幅広い製品やソリューション・ポートフォリオ、技術者のサポートや専門的知見を今まで以上に得やすい環境になります。 セラニーズ社のマテリアルズ・ソリューションズ グローバル・セールス副社長兼本部長トッド・エリオットは「メキシコの顧客企業は未来の製品開発を担っています。聡明な人材、作業効率の高さ、物流の利便性と3拍子揃った優位性を考慮すると、メキシコは今後も幅広い産業の革新的メーカーの生産拠点であり続けるでしょう。我々はメキシコで確かな実績を培ってきましたが、顧客、並びに弊社にとって更なる成功が期待されます。」と述べています。 同施設はメキシコでは弊社初のコマーシャル&テクニカルセンターとなり、アジア地域のメーカーをサポートする上海と韓国におけるセンターをモデルにしています。セラニーズ社は1945年よりセルロース誘導体の製造施設をメキシコのハリスコ州に置いて以来、同国ヴェラクルス州のカングレヘラに化学薬品製造工場、そしてコアツァコアルコスには物流施設と2つの世界クラスの拠点を築き、メキシコでの実績を培ってきました。 「メキシコでの70年に亘る実績を糧に、今日新たにコマーシャル&テクノロジーセンターを開設できたことを誇りに思います。弊社の顧客の多くは、セラニーズが提供するエンジニアード・マテリアルズの技術サポートやトレーニングを求めています。本センターは、世界クラスの指導や製品開発サポートを提供できる場となるでしょう。」地域担当コマーシャル・マネジャーのハイデ・ヴィラセニョールは述べています。 メキシコの新しいコマーシャル&テクノロジーセンターが地域の自動車業界に与えるインパクトについて、弊社のグローバル自動車産業担当取締役シュテファン・クッタは、「この地域の自動車部品メーカーやOEMメーカーが、セラニーズの設計自由度の高いエンジニアード・マテリアルを利用することで、より軽量で安全、かつ低コストの自動車生産をサポートできるよう、我々はラテンアメリカの顧客を全力でサポートします。北米地域とも連携し、現地のスタッフが一丸となって、顧客のもっとも重要な事業ニーズを共に解決するべく、差別化された競争力の高い自動車製品のスピーディーな設計、開発、市場投入に取り組みます」と話しています。 同センターは、メキシコ国内のみならず、弊社の世界的な製造施設ネットワークや、北米、欧州、アジアなど別地域のコマーシャル&テクノロジーセンターのリソースを駆使し、設計や成形、着色といったプラスチックやポリマー技術のトレーニング、及び専門技術や加工に関するサポートを中南米の顧客に提供します。 [Celaneseについて] セラニーズ・コーポレーションは、主要産業や消費財の大半に使用されている差別化された化学ソリューション及び機能性素材の製造における世界的なテクノロジーリーダーです。売上は北米、欧州、アジアでほぼ3等分され、世界各国での化学、技術、ビジネスの広範なノウハウを最大限に活用し、顧客企業に高い価値を創り出しています。セラニーズは顧客と共に困難な課題に対応する一方、地域社会や世界に貢献しています。セラニーズは米国テキサス州ダラスの本社を拠点とし、世界に約7,500名の従業員を擁しています。2014年度の売上高は68億米ドルです。セラニーズおよび製品の詳細はウェブサイト(www.celanese.co.jp)、またはブログ (www.celaneseblog.com 英語のみ) をご覧ください。 すべての登録商標はCelanese International Corporationまたは関連会社が所有しています。
本件に関するお問合わせ先
セラニーズジャパン株式会社
E-mail:celanese@asahi-ag.co.jp

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