芝浦工業大学の学生プロジェクト団体「空き家改修プロジェクト」が、静岡県賀茂郡東伊豆町稲取の住宅地にある地元消防団「第六分団」の跡地をシェアキッチンへと改修するプロジェクトをスタートしている。地域住民や観光客、学生など、この地を訪れる人々を「食」でつなぐコミュニティの場とするため、9月中の竣工を目指し、8月6日~8日、8月27日~9月4日の日程で、現地にて集中的に改修作業を行う。
全国的に増加している空き家問題を解決し、まちの活性化を目指す建築系を専攻する10人のメンバー。昨年度は東伊豆町稲取の住宅地にある空き家を地域のコミュニティスペースへと改修した。この活動が東伊豆町からも高く評価され、今年度は町からの補助金を得て、新たな場所の改修を行うこととなった。
今後は協賛企業を募りながら、運用方法の検討などを同時に行っていく。学生発の取り組みが、全国的に抱える空き家の問題を解決するためのモデルとして広がっていくことが期待される。
◆9月竣工予定「ダイロクキッチン」
【場 所】
静岡県東伊豆町稲取 地元消防団「第六分団」跡地
【コンセプト】
地域住民、観光客、学生など、この地を訪れるひとびとを「食」でつなぐシェアキッチン。メインストリートに対して全面的に開放することで、気軽に人々が立ち寄って調理をしたり、飲食を楽しんだりすることができる。
1F部分には地場産野菜を栽培するデッキを設け、その場でまちの「食」を提供することができるなど、キッチンを中心としたアクティビティがまちへと広がっていくための拠点づくりをめざす。
【現地改修作業日程】
8月6日(木)~8日(土)、8月27日(木)~9月4日(金)
※後半の日程は予定です
▼本件に関する問い合わせ先
芝浦工業大学 経営企画部企画広報課 担当:川野
TEL: 03-5859-7070
E-mail: koho@ow.shibaura-it.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/