【オリックス・レンテック】大容量電源装置のレンタルを開始
EV・再エネ開発向けに100kW級電源を提供
オリックス・レンテック株式会社(本社:東京都品川区、社長:上谷内 祐二)は、このたび、最大出力100kWクラスの大容量電源装置のレンタルを開始しますので、お知らせします。大容量電源は、数十kWから数百kW規模の電力を長時間にわたり安定して供給できる電源装置です。近年、電気自動車(EV)を含む電動モビリティや再生可能エネルギー分野では、機器の大型化・高性能化が進み、回路やバッテリーが高電圧・大電力といった過酷な条件下でも正常に動作し続けられるかを検証するため、大容量電源を使った試験ニーズが拡大しています。
例えば、EV向けの急速充電器や大容量バッテリーパック、インバータの評価試験では、実際の走行や充電環境を模した大電力が必要となります。また、太陽光発電や蓄電システムの出力変動を再現する試験、産業用ロボットやモーターの高負荷動作検証などでも、長時間かつ高負荷で安定した電源供給が欠かせません。
こうした研究開発では、実際の運用環境に近い条件下で性能や信頼性を検証することが不可欠ですが、100kWクラスの大容量電源装置をレンタルで活用することで、長時間の連続稼働や高負荷条件下での安定した試験環境を確保できます。また、設置や撤去、保守といった運用負荷を軽減しつつ、購入では難しい短期間の利用やプロジェクト単位での運用にも対応でき、設備投資の最適化にも寄与します。
オリックス・レンテックは、今後も製品ラインアップの拡充と提供体制の強化を進め、お客さまの高度化・多様化する研究開発ニーズに応じた最適な製品を、迅速かつ柔軟にご提供してまいります。
■製品概要
