【京都水族館】飼育スタッフ主催の特別プログラムが10年目に突入 京都市内8校の小学校を対象に「出張授業」を開催
出張授業は、オオサンショウウオの生態や特徴、すみかとなる河川の環境問題、当館の取り組みなどを飼育スタッフが小学生に伝えるプログラムです。2016年から対面およびオンラインで実施しており、これまで累計165校、10,611名の小学生が参加し、今年で10年目を迎えます。今年度は8校が参加し、そのうち4校の小学校には飼育スタッフが訪問し、対面で授業を開催します。
今年のプログラムは、「オオサンショウウオを通じて伝える地球の未来」をテーマに、オオサンショウウオの特徴や生態を学びながら、身近な自然で起きている環境問題や在来種と外来種による交雑問題について考えます。授業では、記述式ノート「オオサンショウウオノート」を活用し、子どもたちは体のしくみや、今と昔で変化した自然に関する設問に取り組みながら理解を深めます。また、当館「京の川」エリアのオオサンショウウオ水槽と中継をつなぎ、本物のオオサンショウウオを観察することで、参加型で楽しみながらいきものや自然について学びます。
本取り組みは、京都水族館が発信する、子どもたちや地域社会と一緒に未来の地球にバトンをつなぐ活動「AQTION!(アクション)」※の一環として実施します。
京都水族館はこれからも、子どもたちにいきものや自然環境について楽しく学べるさまざまな機会を提供してまいります。
※ 2021年12月20日付リリース:未来の地球にバトンをつなぐ、サステナビリティ推進プロジェクト「AQTION!(アクション)」(https://www.kyoto-aquarium.com/news/details/4021.html)
1. 「出張授業」実施概要
オオサンショウウオの生態や特徴のほか、すみかとなる河川の環境問題、在来種と外来種の交雑問題および、これらの課題に対する当館の取り組みなどを伝える約90分のプログラムです。
今年度は、京都市立の小学校8校を対象に開催します。そのうち4校には飼育スタッフが訪問し、対面形式で授業を行います。これまで参加した小学校からは、「身近な鴨川のいきものを大切にしたいと子どもたちが意欲的に話していた」「子どもたちが自主的に環境問題について考え、できることを実践する意欲を持つことができた」など、身近な自然環境や子どもたち自身の行動を見直す機会になったという声が寄せられています。
今年度も、いきものや自然環境に関するクイズのほか、当館「京の川」エリアのオオサンショウウオのいる水槽からの中継を交えながら、楽しく生物多様性や環境保全について学びます。
2. 実施日・参加校について
【第1回】対面開催
実施日:2025年12月10日(水)
参加校:京都市立鷹峯小学校(京都市北区鷹峯北鷹峯町12)小学3・4年生
【第2回】オンライン開催
実施日:2025年12月17日(水)
参加校:京都市立大藪小学校(京都市南区久世大藪町62)小学4年生
【第3回】オンライン開催
実施日:2026年1月14日(水)
参加校:京都市立松陽小学校(京都市西京区御陵北山下町15)小学6年生
【第4回】対面開催
実施日:2026年1月21日(水)
参加校:京都市立伏見南浜小学校(京都市伏見区丹後町142)小学6年生
【第5回】対面開催
実施日:2026年1月28日(水)
参加校:京都市立西大路小学校(京都市下京区七条御所ノ内西町71-1)小学4年生
【第6回】オンライン開催
実施日:2026年2月4日(水)
参加校:京都市立向島藤の木小学校(京都市伏見区向島藤ノ木町82-5)小学3年生
【第7回】オンライン開催
実施日:2026年2月18日(水)
参加校:京都市立大原小中学校(京都市左京区大原来迎院町22)小学3・4年生
【第8回】対面開催
実施日:2026年2月25日(水)
参加校:京都市立梅津小学校(京都市右京区梅津中村町38)小学6年生
※実施日は変更になる場合があります。
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